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全身がまとまる「支持軸」別トレーニング

2月24日(月・祝)に開催する軸トレーニングWS「4つの支持軸基礎トレーニング」でご紹介する動作トレーニングの内容がほぼ固まりました。

今回は4つの支持軸に適した全身をまとめるトレーニングをご紹介します。

①内側軸(1軸):「手足」の末端主導
②中間内軸(2軸):「捻り(水平面)」の体幹主導
③中間内軸(3軸):「屈曲・伸展(矢状面)」の体幹主導
④外側軸(4軸):「側屈(前額面)」の体幹主導

上記の各支持軸に適した動きを活用して体幹と四肢を結果的につなげる動作トレーニングです。

先日の軸トレーニング研究会クラスで行ったのが「内側軸(1軸)」の基礎トレーニング。これ以外の3つの支持軸でも同種の動作トレーニングをご紹介予定です。

「中間内軸(3軸)」タイプの動作トレーニングはトップレベルのラグビー選手にご紹介しましたが、動作トレーニング後ボールをホールドする力が劇的に向上しました。

話を聞くと、実際の試合では相手選手が近づいてきたら腕に力を入れてボールを奪われないようにしているとのことでした。

クッションをラグビーボールに見たててホールドしてもらった状態でそのクッションを僕が取る試みをしました。この時、前腕の末端主導で取ろうとすると簡単に取れてしまいます。

それが、動作トレーニング後にはホールドする努力感無く、こちらが末端主導の身体運用をしても全く取れる気配がなくなると強くボールをホールドできるようになりました。

これは筋力が大きく向上したわけでなく、身体の骨格構造を上手く活用することができた為です。

ラグビーでの1番のメリットと考えられるのが努力感無く強くボールをホールドできるということ。

努力感があるということは意識の一部分をその努力感に奪われてしまっている状態です。

身体も自由に反応しづらくなります。

それが平常モードで更に強くボールをホールドできるということはその意識を余分にボールをホールドすることに割く必要がなくなるので、相手選手の反応に意識を費やすことが可能になります。

当初は「中間外軸(3軸)」が1番体幹と四肢が繋がりやすいと考えていましたが、他の3つの支持軸でも行い方は異なっても同様の効果があることがわかってきました。

そして、自身がメインとして使う支持軸がなんであれ「4つの支持軸」全てで行うとお互いを補完し合うようです。

これまで自分自身多くの体幹系の動作トレーニングを試行錯誤してきましたが、現在本質的に誰もが体幹を開発できる方法にまで昇華できたと思います。

今回の記事にご興味ある方は2月24日(月・祝)軸トレーニングWS「4つの支持軸基礎トレーニング」に是非ご参加下さい。

詳細は▼リンク先をご確認下さい。

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