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「末端主導体幹操作」を使うと日本人も世界で勝てる‼︎

先日、バッテン少女隊がTikTok開始し、早速希山愛さんのダンスが投稿されました。

▼TikTokリンク
https://vt.tiktok.com/2wCE2a

TikTokだと動画が見れない仕様のようなのでTwitterの動画を▼にリンクしました。

先日開催した軸トレーニングWS「末端主導体幹操作」に参加された方はもちろん、日本人全員がスポーツやダンスときうカテゴリー抜きにして非常に参考になるダンスだと思います。

ストリートダンスのように体幹を起点とする(「体幹主導末端操作」)のではなく、手足という末端を起点とした身体運用をしています。

この「末端主導体幹操作」という身体運用は日本人の文化的、民族的な動き(「内側軸(1軸)」)に非常に相性が良いのですが、現代の日本人の多くは体幹を固定した状態で末端主導になっているので上手く身体を使うことができていません。

これは西洋化した日常生活と日本人本来の末端主導が混合して全く機能していない状態だからです。

なのでスポーツやダンスが日本人はかなり苦手としています。

これが「末端主導体幹操作」を身につけスポーツやダンスで競技として仕えるレベルに昇華できると日本人が世界のトップを席巻する可能性が非常に高くなります。

何故ならば「末端主導体幹操作」というのは相手の触覚的にも、視覚的にも反応されづらい動きだからです。

合気道がわかりやすいのですが、通常は体格が大きい人に合気道の技をかけることは型稽古であっても非常に難しいとされています。僕が学んだ大学の道場は初めからこの点は諦めていて女性が男性に技をかける際には「軽く握る」「キレイに受けをとる」などのローカルルールが設定されていました。

ところが、実際には「末端主導体幹操作」で合気道の技をかけると相手が全く抵抗できずに技をかけることができるようになります。

先日の軸トレーニングWS「末端主導体幹操作」では合気道の隅落としという技で「末端主導体幹操作」の動きを確認しました。

すると、合気道をされている方に「片手取り隅落とし」をかけた際に、その方が「うわっ‼︎」と本気の悲鳴を上げられたのです。

▼隅落としはこのような技。実際にWSで行ったのは単に片手を掴まれた状態で、相手の体勢を崩しやすい位置に腕を伸ばして相手を倒すというものです。転換動作も使いませんし、もう一方の手などは使いません。単に掴まれた側の腕を地面に伸ばすだけです。

この「片手取り隅落とし」は筋力で行うと掴んだ手が離れてしまいますし、そもそも相手を倒すことができません。

自分が大学時代に学んだ「隅落とし」ですがこれで相手を倒すことは相手が協力してくれない限り不可能と当時は思っていた技の1つです。

でも実際のところ「末端主導体幹操作」で行うと当たり前のように相手は転がってくれるのです。

これは相手が倒れる瞬間まで自分の体勢が崩れていることに気づかない為です。

倒れる瞬間になってやっと自分の体勢が崩されていることに気づくので、先の合気道をされている方は「うわっ」とという悲鳴を上げたわけです。

この「倒れるまで気付かない」という現象は体格差を埋めることが可能ということです。

さらにWSにて合気道未経験の参加者同士でも「隅落とし」ができたのはかなり異例のことだと思います。

そして、この隅落としをかける際の身体運用はそのまま打撃の動きとなります。

合気道は一般的に「投げ」や「関節技」の稽古を行っているイメージがあるので実際の格闘する際に「投げ」や「関節技」を使うと思われているようですが実際には違います。

合気道開祖植芝盛平翁は実戦では『当身7割、投げ3割』という言葉を残しています。

合気道は打撃系の格闘技なのです。

そして「末端主導体幹操作」を使って合気道の型稽古それ自体が当身の稽古となっています。

なので本来、合気道の技を型稽古でかけることができると全身の体重を乗せた重い突きや正面打ち、横面打ちができるはずなのです。

そして「末端主導体幹操作」を使った動作は視覚的にも相手に察知されずらい特徴があります。

そんな動きを今回ご紹介した希山愛さんはダンスで行っているのです。

希山愛さんはライブで「踊って歌うのが好き」と公言していますが、ライブのパフォーマンスを見ると本当に楽しそうに踊ったり、歌っています。

「末端主導体幹操作」をある程度身につけるとわかるのですが、手足に体幹が勝手に受動的にコントロールされるので意図がどんどんなくなっていくのです。

希山愛さんが身体全体で心の奥底から演者としてライブを楽しんでいるような印象を受けるのはこの「末端主導体幹操作」の影響がかなり大きいのではないかと個人的には感じています。

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