ロルフィング®︎の施術研究の為の2冊

ロルフィング®︎の施術用に、

『半月板のすべて』
『パーフェクト疲労骨折』

の2冊購入してきました。

最近では施術関係の書籍はほとんど読まなくなりました。

以前は関心のある施術系の書籍を定期的に購入していましたがひとまず一通りの代表的なテクニックについては確認できたこと(セミナーも受講して実際に体験しています)と、基本的にほとんどの施術テクニックは治療やリラクゼーションを目的としたものであり、僕が求めているスポーツやダンスに通用するようなパフォーマンスの向上を目的としたものではないからです。

そこでここ数年は自分の目指すロルフィング®︎を実現する為にオリジナルのテクニックを開発しています。

その過程で開発してきたテクニックが、

⚫︎骨膜神経学的リリース(略して「骨膜リリース」)
⚫︎筋膜神経学的リリース(略して「筋膜リリース」)
⚫︎関節神経学的リリース(略して「関節リリース」)
⚫︎知覚神経学的リリース(手かざしや遠隔系)

などです。

そこで新しい発想を得るには現在では特定の施術テクニックではなく、医学的な面の強い書籍を参考にしており興味を持ったのが下記の2冊です。

『半月板のすべて 解剖から手術、再生医療まで』

内容紹介

解剖, 疫学から病態, 治療(手術, リハ, 再生治療含む)まで, 半月板のすべてを網羅。基礎研究の内容はなるべく平易に, 治療(手術・リハ)ではすぐに臨床に役立つよう具体的な手技を, スペシャリストの執筆陣がしっかり解説している。

『パーフェクト疲労骨折』

内容紹介

早期復帰のために! なぜ起こるのか、どう治療するかを知り、早期に診断し、予防する! 慢性的に骨に負荷がかかることで起こる疲労骨折は主要なスポーツ損傷のひとつとしてよく知られているが、治療は患部に負荷をかけずに安静にすることが肝要であり、競技復帰には時間がかかることもある。そのため、早期復帰を希望する選手にとっては、早期に発見されること、発生のメカニズムを知って予防することが重要となる。 本書では、疲労骨折に関する基礎知識から部位別の診断・治療におけるポイント、競技によって発生しやすい部位などについて稀な疲労骨折も含めて記載し、また、疲労骨折のひとつとして骨粗鬆症などの脆くなった骨に起こる脆弱性骨折、最近注目される女子アスリート特有の問題についても解説している。そのため、実際の診断や治療の現場はもちろん、疲労骨折の起こりやすい年齢、摂取エネルギー不足など発生のメカニズムに関する記述は予防意識の向上にも役立つと思われる。 東京オリンピックの開催が近づく中、特に若年者においてスポーツ熱の高まりが予想されるが、可能な限り損傷が予防され、最小のうちに適切な治療が施されることを願う。

半月板については以前からずっと関心を持っておりましたが一冊丸ごと半月板について書かれたものはなくずっと探していたのですが、つい先日『半月板のすべて』が発売されると知って楽しみにしていました。

『半月板のすべて』は購入を決めていましたが、書店に行った際に他に何か面白いものはないかと物色して見つけたのが『パーフェクト疲労骨折』です。

ロルフィング®︎の施術で骨の周囲を取り巻いている組織である「骨膜」をターゲットとしていることもあり「骨」については元々興味がありました。

「疲労骨折」というこれまであまり焦点を当ててこなかった側面から施術を考えて見ると新しいアイディアが産まれるのではと期待して購入を決めました。

この2冊から直接的にロルフィング®︎に役立つ情報を入手することは全く期待していません(そもそもジャンルが違います)。

あくまでも長期的に何かアイディアを思いつく為の肥料になってくれたらと思っています。