身体の力みが取れ、身体のつながりができる「抜きポジション・シリーズ」の「脛骨の抜きポジション」「腓骨の抜きポジション」ですが、これまでロルフィング®︎個人セッションでの施術に活用してかなり効果を上げていました。
それが、やっとセルフのエクササイズでもその効果を引き出せるようにできつつあります。
前腕の2つの骨である「橈骨」「尺骨」を分離していくと全身に影響がでますが、下腿の2つの骨である「脛骨」「腓骨」も同様に影響があるようです。
現在「脛骨の抜きポジション」「腓骨の抜きポジション」を活用したエクササイズを主に自分の身体でトレーニングしているのですが翌日の起床時に1番感じるのが上肢の脱力度合いの向上です。
もちろん、股関節・膝・足(足根骨など)にも効果があります。
現在では5種類ほど開発できました。
前腕のエクササイズが12種類を超えますから前腕ほどではありませんが、下腿もエクササイズ数が増えていきそうです。
前腕の動作トレーニングはスポーツやダンスの分野ではあまり目にしたことはありません。
それが、下腿となるとスポーツ、ダンスの分野では更に目にすることはありません。バレエで足首から指先に対して注目しているぐらいだと思われます。
下腿の構造として脛骨がメインで腓骨はその外側に付属しているだけで積極的に動くことはありません。足首の動きによって多少動く(ズレる?)程度です。
その為に下腿の筋肉のトレーニングは多数ありますが、動作トレーニングをして脛骨と腓骨を分離した使い方を習得するという発想はなかなか持つ人は多くありません。
その為に動作トレーニングは存在していたとしてもごく少数なのが現状です。
ですがもしかすると「下腿」が身体の部位の中で最も大きな影響力を持っているのではないかと個人的に考え始めています。
上記で説明したように脛骨の外側に付属している腓骨自体は積極的に動くということはありません。その為に「抜きポジション」という発想が活きてきます。神経生理学的な反応を利用して下腿の開発を進めるわけです。
「脛骨の抜きポジション」「腓骨の抜きポジション」のトレーニングはかなりの目処がつきましたが問題はその評価方法です。
簡易的な確認方法が見けることができればそれによってトレーニングの方法もより洗練されていくと思われます。
▼の画像のように脛骨を使った見事な身体運動を誰もが身につけられるように試行錯誤していきます。
できれば今年中に❗️
何気ない一枚ですが、これが身についたら本当に世界が変わります。それぐらい凄い身体運用をしています。
この脛骨の使い方が天才への入り口ですね。