ロルフィングとは10回の施術で全身を整えるアメリカで開発された整体(ボディワーク)です。

ボクシング世界チャンピオンの3通りのパンチの打ち方。正しいのはどれ???

▼8月8日(土)にトークイベントを開催します。
※動画でも視聴できます。
タイトル【「4つの支持軸理論」が身体を自由に変える

本記事で取り上げた内容もイベント内で触れる予定です。万一触れなくても質疑応答の時間を設けるのでその際にご質問いただければお答えさせていただきます。

現在「ロルフィング®︎のたちばな」では独自に発見した「4つの支持軸理論」による ロルフィング®︎や軸トレーニングを提供しています。

4つの支持軸は▼の通りです。

①内側軸(1軸):日本人の軸感覚 
②中間内軸(2軸):白人、多くのアジア人の軸感覚 
③中間外軸(3軸):ラテン系の軸感覚 
④外側軸(4軸):黒人の軸感覚


4つの支持軸によって人種や文化の違いによる違いを説明でき、効率的な取り組みを可能にします。

元世界チャンピオンの指導法についてのご質問

以前Peing【質問箱】にて▼の2つのボクシング関係の動画についてのご質問をいただきました。

‪元世界チャンピオンのレジェンド3人からボクシングを教わった‬

元世界チャンピオンのレジェンド3人からボクシングを教わった

‪【Jorge Linares】ホルヘ・リナレスVS卜部 功也 夢の共演(Dream co-star)

【Jorge Linares】ホルヘ・リナレスVS卜部 功也 夢の共演(Dream co-star)

これらは、

⚫︎畑山隆則:「中間内軸(2軸)」
⚫︎竹原慎二:「内側軸(1軸)」
⚫︎ホルヘ・リナレス:「(中間外軸(3軸)」

ボクシングの元世界チャンピオンの方々のパンチの打ち方についての指導場面についてのご質問ですが「4つの支持軸理論」の存在の間接的な証拠と考えられるのでここでご紹介したいと思います。

「中間内軸(2軸)」タイプ

▼動画は、畑山隆則さんの指導場面です。

畑山さんは「中間内軸(2軸)」タイプです。

「中間内軸(2軸)」はみぞおちを起点にした「体幹の捻り」によって機能します。

なので指導法も肩のラインを意識させる指導言語を使っています。

肩のラインを捻ることによって結果的に腰を回す。

その為に

『あまり下半身を意識しなくてもいいんですよ』

と指摘されています。

これはまさに「中間内軸(2軸)」が機能するやり方です。

実際に指導を受けている朝倉未来選手も「中間内軸(2軸)」タイプなので、この指導法がガッチリとはまっているように見えます。

パンチを受けている渡嘉敷勝男さんのリアクションからもパンチが良くなったことが伺えます。

「内側軸(1軸)」タイプ

▼は竹原慎二さんの指導場面です。

竹原さんは「内側軸(1軸)」タイプです。

「内側軸(1軸)」は股関節から下の部位しか自由に動かせません。なので、基本的に体幹は意図的には使わない方法が上手く機能します。ボクシングでは体幹は真っ直ぐ固定するやり方が多く見られます(ダンスや日本武術では手足に体幹が引っ張られて結果的にコントロールするやり方が存在しています)。

竹原さんの指導もこの通りで体幹を意図的に使わない目的で骨盤(下半身)からパンチを打つような指導をされています。

しかし、指導を受ける朝倉選手は「中間内軸(2軸)」タイプの為に「内側軸(1軸)」タイプが機能する動作にあまりピンときていない様子です。

畑山さんの指導を受けた直後の一気にサマになりハマったような姿はなくなり、かなりぎこちないパンチになっている印象があります。

パンチを受ける渡嘉敷さんのリアクションから見てもパンチ力は向上していない様子が伺えます。

これは竹原さんの指導方法が間違っているわけではなく、「支持軸のタイプ」の違いによるものです。

もしこれが指導を受ける側が「内側軸(1軸)」の場合だったとしたら、一気に指導がハマっていたと推測されます。

中間外軸(3軸)タイプ

▼動画はホルヘ・リナレスさんの指導場面です。

ホルヘ・リナレスさんは「中間外軸(3軸)」タイプです。

「中間外軸(3軸)」は首から下の部位を自由に使える特徴があります。

その為に「中間内軸(2軸)」とは違った腰の捻り(サンバの踊りのような腰使い)を指導されています。

動画ではフックですがこれはストレートも同様だと推測されます。

「中間外軸(3軸)」は首から下の身体部位が自然に可動するので全身が滑らかに動く印象となり、一番カリスマ性のあるプレイスタイルになります。

パンチを受けている卜部功也選手は「内側軸(1軸)」タイプです。

大元のYouTubeを見ていただけるとわかりますが指導を受けた卜部功也選手の動作全体の印象とホルヘ・リナレスさんの動作の印象がまるで異なることがよくわかります。

これは、指導を受けた直後だからといった理由ではなく指導に適した「支持軸タイプ」かどうかの問題だと個人的には考えています。

「中間外軸(3軸)」タイプの選手ならその場でホルヘ・リナレスさんのような印象になったのではないかと思われます。

▼同様の身体操作は沖縄空手にも存在します。

こうしたパンチ、突きの方法は「中間外軸(3軸)」になると途端に威力が出ます。

一見不思議に思えますが「4つの支持軸理論」では脳神経系の運動プログラムの違いとして説明ができます。

「外側軸(4軸)」タイプ

質問箱にはありませんでしたが「外側軸(4軸)」の事例です。

▼動画はマイク・タイソンの指導場面です。

マイク・タイソンは「外側軸(4軸)」タイプです。

どういったことを説明しているのかは不明ですが、▼画像のシーンは「4つの支持軸理論」的には非常に興味深いのです。

▶︎右側がマイク・タイソンです。

教えを乞うと思われるスキンヘッドの方(左側)の側屈動作とマイク・タイソン(右側)の側屈動作が明確に異なります。

動画から推測するとマイク・タイソンのボクシング・スタイルである側屈動作を教えてもらいたいとするシーンですが、その側屈動作が異なるのです。

4つの支持軸理論でこの動作を解釈すると、左側の人物の側屈は「中間外軸(3軸)」で行いやすい(足底の3軸ラインに乗っている)のに対して、右側のマイク・タイソンの側屈はやはり「外側軸(4軸)」で行いやすい(足底の4軸ラインに乗っている)のです。

スキンヘッドの人物は自身が行いやすい側屈動作をしていると考えると納得がいきます。そして、この人物にはマイク・タイソンの側屈動作がこのように解釈しているということでもあります。

実際にこの側屈の状態からパンチを打ってみるとスキンヘッドの打ち方(「中間外軸(3軸)」)、マイク・タイソンの打ち方(「外側軸(4軸)」)は共に威力が出ます。

「ロルフィング®︎のたちばな」でのセッション内で格闘技経験の全く無いクライアントさんに試してもらいましたが、「支持軸」を一致させた側屈体勢から打ってもらうとしっかりした威力が出ます。

このことから、技術や経験は関係無く「支持軸タイプ」に適した動作・体勢になればそれだけで機能する(威力がでる)ということになります。

終わりに

個人的にボクシングについて全くの素人ですが、「4つの支持軸理論」から分析すると上記のようなことが言えます。

これはボクシングに限らずあらゆるスポーツやダンス、武術に当てはまることです。

「支持軸」に一致しない指導というのはマイナスでしかありません。

逆に「支持軸」に一致した指導を受けるとその場で動作の質がまるで変わってしまうものです。

「ロルフィング®︎のたちばな」としてはスポーツ、ダンス、武術に「4つの支持軸理論」を浸透させ、効率の良い上達の手助けができれば良いなと思っています。

本記事タイトルの答えは

『選手の支持軸に一致している条件において全て正しい』
『選手の支持軸に一致していなければ全て間違い』

ということになります。

色々と知らなかった分野に触れる機会となるので今後もご質問をお待ちしております。

ご質問はPeingよりお願いします。

▼ご質問はPeingへ
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橘隆徳(たちばな たかのり):天才の身体使いに関心があり、独自に発見した “#4つの支持軸” 理論を元にして日々動作トレーニングを探求しています。日々の思いついたアイディアを呟きます。“#ミドリの天才さん”が好きです。ロックダンス経験者。BJJ始めました(白帯)。
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