ロルフィングとは10回の施術で全身を整えるアメリカで開発された整体(ボディワーク)です。

支持軸のミスマッチ事例

はじめに

現在“ロルフィング®︎のたちばな”では「4つの支持軸タイプ」という分類をして動作改善に活かしています。

支持軸のタイプは、

⚫︎文化
⚫︎人種
⚫︎個人
⚫︎競技全体
⚫︎競技技術

などのカテゴリーで存在します。

スポーツやダンスを学ぶ際に自身の支持軸タイプとその競技の支持軸タイプが一致すると非常に効率的にその競技を習得できます。逆にミスマッチだと全くその競技の技術ができなかったり、練習量を増やしているのに何故か違和感がある、といった原因となります。

今回は個人と競技のミスマッチの例をご紹介したいと思います。

▼のツイートの動画をまずはご覧下さい。

「中間内軸(2軸)」と「中間外軸(3軸)」のミスマッチ

ダンサーは2人とも「中間内軸(2軸)タイプ」です。

ダンスのジャンルは競技ダンス(社交ダンス)のラテン系でしょうか。ダンスの支持軸タイプは「中間外軸(3軸)タイプ」です。

ダンサーとダンスのタイプ分けは各々の支持軸の典型的な特徴を表しているのでかなりわかりやすいと思います。

中間内軸(2軸)はみぞおちから下(▲画像の青色線)の身体の部位が動かしやすく胸郭と骨盤を分割したアイソレーションが行い易い特徴があります。また、骨盤から下肢を使えるのでステップが得意です。

中間外軸(3軸)は首から下(▲画像の黄色線)の身体の部位が動かしやすく背骨を主体的に使う動作が得意です。

ダンスを見ると明らかにステップのレベルに比べて上半身の表現が見劣りしますがそれは、このダンサーたちが未熟ということではなく単に使用する支持軸がミスマッチだからというのが理由になります。

男の子が肩を前後に震わせる動きがありますが、おそらくこのジャンルのダンスだと背骨からの動きで肩をコントロールする必要がありますが、肩だけでコントロールしようとしています。その為に全身のつながりが途切れてしまい違和感がでてしまっています。

「中間内軸(2軸)」系のダンスの特徴はアイソレーションなのですが、アイソレーション的な表現が意図せずに表れていますね。

「中間内軸(2軸)」タイプのダンスではそれが強みになりますが、「中間外軸(3軸)」であるこのジャンルでは、それが違和感と感じさせることになります。

まずは「中間外軸(3軸)」の動きを身につける

もし僕がアドバイスする立場にあるとしたら「中間外軸(3軸)」のトレーニングを集中的に行ってもらいます。

「中間外軸(3軸)」はカカトから足の中指と薬指の間を体重を支える点として使う支持軸です。この支持軸を使うと背骨全体が自然につながります。

これだけでもかなり印象が変わると思われますが、それから再度ダンサー達の本来の支持軸である「中間内軸(2軸)」をメインに活用しながらこのジャンルのダンスを踊って貰うようにします。

そうすることにより、ダンスが必要とする支持軸と自身本来の支持軸が適切にミックスさせてオリジナルな表現になるわけです。

終わりに

元のツイートのコメントを見るとこのダンサーたちはかなり好意的な評価を受けているので、これはこれでよいのかもしれません(^^;;

『体幹がすごい』
『上半身がぶれていない』
『フレッド・アステアみたい』

というなどの感想がありますがこれは「中間内軸(2軸)」の特徴ですね。

とくにフレッド・アステアのタップ・ダンスは完全に「中間内軸(2軸)」です。アステアのような印象になるのはあまりよろしくないでしょう。

支持軸のタイプについてのダンスとダンサーでミスマッチが起こっているのを印象としては見えているということでしょう。

不勉強の為に同じジャンルかは定かではありませんが、「中間外軸(3軸)」の動きが習得できると▼にリンクしたダンスのような印象になると思われます。

Riccardo Cocchi – Yulia Zagoruychenko (USA) – Disney 2018 – Pro Latin | SF Jive

Riccardo Cocchi – Yulia Zagoruychenko (USA) – Disney 2018 – Pro Latin | SF Jive

さらに自身や自身の文化や人種的な「中間内軸(2軸)」を上手くミックスできれば違和感ではなく強みとなる表現になるでしょう。

この点が“のびしろ”なので改善しようとすればいくらでも上手くなりますし、適切な支持軸のトレーニングを行えば短期間で上達できますし、楽しいトレーニングになりますね。

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