ロルフィングとは10回の施術で全身を整えるアメリカで開発された整体(ボディワーク)です。

スポーツも、ダンスも重心の位置・移動で上達する

先日開催した、週1回のペースで開催している軸トレーニング研究会クラスでのこと。

ダンス未経験の参加者の方に▼の動画の左側3名が行なっているダンスの動きを2つのパターンで行なってもらいました。

1つ目は「内側軸(母指球支持)」を使って、2つ目は「外側軸(小指球支持)」です。

▼内側軸(黄色の線)。内側軸が形成されると中心軸が明確になり体幹の動きはでにくくなる。

▼外側軸(緑色の線)。外側軸が形成されると左右への重心の移動が大きくなり体幹の動きが出やすくなる。

この2つのパターンはかなり明確な違いがでました。

「内側軸」を使ったダンスでは全く重心の左右の移動が無く、日本人の典型的なダンス初心者の動きそのものでした。この動きの質は技術が身についたストリートダンスの中級者、上級者でもいます。

「外側軸」を使ったダンスでは全く印象が変わってしまいます。自然に左右の重心移動が産み出され、骨盤と胸郭がズレる動きがでるのでダンスっぽくなるのです。

当然、技術の熟練度という点ではこの2つのパターンでは違いはありません。ダンス未経験で全く練習もせず僕が簡単に見本を見せて、見様見真似で行なってもらったからです。

予想していた通りとは言え、実際にこのような明確な違いがでるとやはり驚きます。

僕自身も体幹の動きがでにくくなる「内側軸」を使って同じダンスを踊って見ました。

すると、

『それって本当ですか⁉️』

という声が上がりました。

自分的には完全に「内側軸」にまかせて踊っただけです。

それだけ「内側軸」を強調した動きではストリートダンスのような動作では途端に体幹などの動きがなくなるということです。

逆に言えば、ストリートダンスのような体幹を自由に動かす要素があるダンスでは「外側軸」を活用すると上達が早いということになります。「外側軸」だけでそれっぽさがでるわけですが、実際には体幹の動作の制限がなくなるのでこの状態でダンスの練習をすれば、練習量に応じて上達できるようになります。

そしてこれはダンスだけではないということです。

野球やゴルフなどあらゆるスポーツ、ダンスにも当てはまります。

小指球上に「外側軸」が形成できれば全身がまとまった状態で、重心(厳密には体重の支持点)を小指球まで移動させることができます。するとその重心移動による運動量(質量×速度)が生まれて力強いスイングになります。もちろん、この時はゴルフらしいフォームに自然となります。

▼画像は軸が無いスイング。外側軸の有無を比較するとわかりやすいと思います。

側屈系、回旋系のスポーツ、ダンスは「外側軸」が非常に重要になります。

但し、「外側軸」が足裏の小指球上に形成されるからといって小指球で体重を支えようとしても「外側軸」が形成されていないと小指球で体重を支えることはできません。

この辺りはゴルフを熱心に練習しているけども上達できないと感じている方には馴染みがある感覚だと思います。

「外側軸」という概念を使わなくともゴルフほどプロ選手のフォームの写真を手軽に見れてや分析されているスポーツはないと思います。

ゴルフ好きの方ほど知識としてはどうすれば良いのかわかっているはず。

でも知識だけでは身体は思うように動いてくれないのです。

「外側軸」を身につけるだけで、大抵のスポーツは上手くいきますね。

現在、バレエについて分析を進めています。

バレエも現時点では「外側軸」優位の種目だと考えています。

▼画像は完全に「外側軸」を活用しています。

▼画像も地面との接地地点は第1指(親指)・第2指(人差し指)ですが、これはあくまでも足の構造上の問題であり、運動構造としてはやはり小指球支持感覚であると思われます。

▼元バレリーナ、ウリヤーナ・ロパートキナの一枚。「外側軸」で立っています。この1枚だけでは「外側軸」優位の身体使いをしているかは定かではありません。ですが「外側軸」優位の場合はこうしたポジションを好んで使う傾向があります。

ロルフィング®︎の個人セッションにて、バレエをされているクライアントさんに「外側軸」でバレエの表現をしていただくと途端に表現が美しくなります。

但し、まだ経験則の段階なので今後はより明確な根拠を集めたいと思います。

「内側軸」「外側軸」についてはロルフィング®︎の個人セッションにて随時ご紹介しています。また、2019年10月12日、13日開催の軸トレーニングWS「重心コントロール」基礎・応用では「内側軸」「外側軸」がメインのテーマとなっているのでご興味ある方は是非ご参加下さい。

WSの詳細は▼リンク先よりご確認下さい。

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