4つの支持軸「タイプチェック法」の開発

現在「ロルフィング®︎のたちばな」では独自に発見した「4つの支持軸理論」による
ロルフィング®︎や軸トレーニングを提供しています。 

4つの支持軸は▼の通りです。

①内側軸(1軸):日本人の軸感覚
②中間内軸(2軸):白人、多くのアジア人の軸感覚
③中間外軸(3軸):ラテン系の軸感覚
④外側軸(4軸):黒人の軸感覚

現在、4つの支持軸について探究を継続していますがこれまで、その人の支持軸のタイプを直接的に判定する方法はありませんでした。

基本的に日本人の多くは「内側軸(1軸)」なので、あまり興味がなかったというのもあります(^^;;

5月の新型コロナウィルスの影響による営業休止期間中に「4つの支持軸タイプチェック法」も作らないといけないと考え、基本のアィディアを6月の軸トレ研究会で試してみました。

研究会では、基本のアィディアをベースとして改善していき「4つの支持軸タイプチェック法」を開発することに成功しました。

4つの各支持軸には動作における明確な特徴があります。これらの特徴の中の「重心移動のしやすさ」についてをタイプチェックに活用しています。

▼は各支持軸で重心移動がしやすい状態や動きです。

①内側軸(1軸):おじぎ
②中間内軸(2軸):みぞおちからの体幹の捻り
③中間外軸(3軸):胸(もしくはみぞおち)を前に出す
④外側軸(4軸):横への移動

この状態や動きをパートナーを力づくで「押す」動作で行うのがタイプチェック法になります。

自身の使用している支持軸に適さない状態や動作ではどんなに力を入れても重心移動が発生せずパートナーを押すことはできません。

逆に適した状態、動作ならばパートナーを押すことができます。

これはかなり明確な感覚の違いも生じます。

4パターンのチェックをした場合、1つのチェックだけ力強く押すことができます。

自身の支持軸ではない他の3つのチェックでは全く力が入らなくなります。

このタイプチェックでは必ず1つに該当することとなります。

これまでこのようなタイプチェック法は「タイプ別」を表するメソッドでは存在していますが、どれも曖昧な点があることが課題でした。

4つの支持軸理論を構築する上で参考にさせていただいた「4スタンス理論」ですが、4スタンスのタイプチェック法は「外側軸(4軸)」を身体に通すと全て弱くなってしまいます。また「中間外軸(3軸)」では全て強くなるという現象が起きてしまいます。

これは支持軸の特徴によってチェックに偏りが生じてしまう問題点です。これからは4スタンス理論が主に日本人を対象としたものということがわかります(外国人に適応できるかは不明)。

それが「4つの支持軸タイプチェック法」ではその曖昧な点がありません。単に全力で特定の状態や動作で押すだけだからです。

これは日本人だけでなく外国人のにもこのタイプチェックは適応することがわかっています。

実際には、奇数番号の支持軸と偶数番号の支持軸を大まかに振るい分ける方法を活用してからそれぞれのタイプチェックをします(このように奇数と偶数で振るい分けた方がより明確になります。対象となる本人も実感が得られやすいようです)。

この「4つの支持軸タイプチェック法」を開発することによって日常の支持軸を先天的な支持軸から別の支持軸へ変換したかの判定も明確にできるようになったので、かなり役立っています。

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