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新骨膜リリース:神経学的反応を引き起こす

はじめに

以前からロルフィングのメインの施術として骨を覆っている膜(骨膜)へアプローチする「骨膜リリース」を使っています。

骨膜リリースの正式名称は

骨膜神経学的リリース

になります。

骨膜の上に存在する機械受容器(センサーのようなもの)に働きかけて神経系の働きにより、脳内の身体地図(ボディスキーマ)を書き換えて骨の意識を通すのが目的になります。

「リリース:release」とは英語で「解放」を意味します。

ロルフィングやオステオパシーなどのと徒手療法では伝統的にこうした用語を使う慣習があるようです。

困ったことに最近ではリリースを「⚪︎⚪︎はがし」と勝手に定義(脳内変換)される方がちらほら見受けられますが、それは間違いになります。

元々は素手で施術を行っていましたが最近では「スキンストレッチ®︎」というツールを使うことでより効果を強めることに成功しました。

そこで、スキンストレッチ®︎を使った骨膜リリースを新骨膜リリースと呼ぶようにしました。

▼画像は、スキンストレッチ®︎の中のドルフィンというツールになります。

他に「シーガル」「ドルフィンミニ」といった種類がありますが主にはこのドルフィンを使用しています。

現時点ではスキンストレッチ®︎のセミナーを受講しておらず、本来のスキンストレッチ®︎の使い方はしておりません。

2021年3月開催のスキンストレッチ®︎レベル1、2のセミナーは申込済みです。

スキンストレッチ®︎の特徴

スキンストレッチ®︎を使って骨膜リリースを行うメリットとしては「持続力」にあります。

身体の反応としては素手よりも劣りますが、反応の「持続力」が高く、その「持続力」を活用することで運動学習を飛躍的に高めることができます。

骨膜リリースによって骨の意識を通すことにより人間本来の構造通りの身体の使い方を身につけることができますが、ワンポイント的に使うことによって身体の癖を取り除くのにも非常に役立ちます。

スキンストレッチ®︎はステンレス製ですが、同じステンレス製の工具やカッサで骨膜リリースを行っていましたがほぼ効果はありませんでした。身体への接触面が湾曲しているカッサはむしろ身体能力を低下させます。

どうやら、スキンストレッチ®︎の形状が重要なようです。

新骨膜リリース

スキンストレッチ®︎を使った「骨膜リリース」は昨年の体験セッションとして始めた「骨力体(旧:抜力体)」で行い始めました。

当初は骨膜リリースというよりも「擦る」やり方でしたが、クライアントさんから「徒手での骨膜リリースと同じやり方で行ってみたらどうか?」とのご指摘を受けて試してみたところさらに著しい効果が確認できたので新骨膜リリースとして「骨力体」や「ロルフィング」で使用するようになりました。

それからより効果を発揮させるようなテクニックを発見し、今に至っています。

「骨力体」のセッションでは明らかに当初よりも数倍結果が良くなっています。

セッションを行っているこちら側が驚いて、当惑するほどです。

こんなに人の身体は簡単に変えて良いのだろうかと、、、💦

肘まで振動が伝わる

骨膜リリースのやり方は旧ブログにも書きましたが、基本的には骨を覆っている膜にコンタクトして神経学的な反応を待つだけです。

実際にはさらに「4つの支持軸理論」や他のテクニックを使うことで効果を飛躍的に高めています。

骨膜リリース自体は一見シンプルなので誰でも簡単にできそうですが、その効果はやはり熟練度が必要になります。

実際にスキンストレッチ®︎を使っての新骨膜リリースを行うとスキンストレッチ®︎を通して骨膜の神経学的な反応によって生まれる振動(バイブレーション)が施術者側に伝わってきます。

この振動は素手による骨膜リリースよりも感じやすいようです。

正しく新骨膜リリースが行えると施術者側の肘まで振動が伝わってきます(反応が良いクライアントさんですと施術者側の鎖骨や肩甲骨まで振動が伝わるのを感じます)。

ひとまずは「肘まで振動が伝わる」のを1つの目安にすると良いように現在考えていますが、やはりこれは難しいようです。

昨年の大晦日の最後の骨力体のセッションを受けていただいたクライアントさんで、柔道整復師の国家資格を持ち、骨膜リリースのセミナーを何度も受けていただいている方が居られるのですが、骨力体のセッションの中で新しいアイディアを思いついたので、体験してもらい、逆に自分の身体に新骨膜リリースを行っていただきました。

このクライアントさんは、その場で肘までの振動を感じることができていました。

やはりここまで振動が伝わるほど神経学的な反応を引き出すことができるとその効果は本当に異次元でした。

脛骨にほんの10秒ほど「新骨膜リリース」を行っていただいたのですが、脛骨の輪郭がわかるほど脛骨の意識が高くなってしまったのです∑(゚Д゚)

ですが、このレベルで「新骨膜リリース」ができている方は今のところこの方のみですね。

他の方々にも軸トレ研究会で行ってもらいましたが、圧が強すぎたり、逆に弱すぎたりで反応がそこまで大きくはでず、まだまだ上達の余地がある状態でした。

やはり、熟練するには時間と経験が必要ですね😅

セミナーにて

先日開催した施術系セミナー「知覚の身体地図」では早速「新骨膜リリース」をご紹介しました。

上記のように肘まで振動が伝わるほどの骨膜による神経学的な反応を引き出すことはほとんどの方はできていないのですが、それでも大きく身体や動きが変わっていました。

セミナー内でも他者への施術だけでなく、セルフワークとして自分の身体に「新骨膜リリース」を行う方法もご紹介しましたが、まずは自分の身体で骨膜による振動が肘まで伝わるように日々トレーニングすると良いように思います。

今後のセミナーでは「新骨膜リリース」を使ったマッサージ・ベッドでのワークをテーマとした応用的な内容を行っていこうかと考えています。

日々のセッションで応用のテクニックは色々と開発しております👍

セミナー開催が決まりましたらブログにてご連絡させていただきますので「新骨膜リリース」にご興味ある方はブログのチェックをよろしくお願いしますm(_ _)m

終わりに

「新骨膜リリース」の開発により「骨力体」の成果が著しくしく高まりました。

元々の「骨力体」の効果は大きかったのですが、現在のやり方だと「骨力体」レベル1のテーマ4を受け終わった時点でもう僕はそのクライアントさんに能力面で太刀打ちできなくなります。

レベル1を受け終わると完全にダメですね、、、。

身体の本質的なレベルの差を大きく痛感します。

これは嬉しいやら悔しいやらで微妙な感じになります(>_<)

ただこのままでは悔ししすぎるのでセッション形式の効果に近づけるようにセルフでのアプローチを探求していきたいと思います👍

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