ロルフィングとは10回の施術で全身を整えるアメリカで開発された整体(ボディワーク)です。

謎だった合気道「一教の押さえ」と「機能的立甲ポジション」

現在「ロルフィング®︎のたちばな」では独自に発見した「4つの支持軸理論」による ロルフィング®︎や軸トレーニングを提供しています。

4つの支持軸は▼の通りです。

①内側軸(1軸):日本人の軸感覚 
②中間内軸(2軸):白人、多くのアジア人の軸感覚 
③中間外軸(3軸):ラテン系の軸感覚 
④外側軸(4軸):黒人の軸感覚


4つの支持軸によって人種や文化の違いによる違いを説明でき、効率的な取り組みを可能にします。

▼リンク先にて「4つの支持軸理論」の基本を解説した動画を販売しておりますのでご興味ありましたら是非ご購入下さい。
https://rolfing-tachibana.com/2020-08-09-douga-hannbai/

一教の押さえ

前回の記事で「パワーポイント」を活用することで合気道の一教の押さえを力感なく、抵抗されることなくお行えることをご紹介しました。

▶︎「他者」や「空間」と一体化させるパワーポイントの発見

「軸トレーニング研究会クラス(軸トレ研究会)」では、「機能的立甲ポジション」を使うことで一教の押さえをさらに強化できることがわかりました。

機能的立甲ポジション

「パワーポイント」は意識操作によって身体の質を変える手法ですが、「機能的立甲ポジション」とは、骨格的な構造を活用した身体操作になります。

「立甲」とは上腕骨と肩甲骨が一致したポジションのことであり、「立甲」ができると背中側で肩甲骨が立つようになります。

この「立甲」ですが、種類は1つではありません。

4つのポジションが存在しています。

各支持軸によって適した「立甲」を「機能的立甲ポジション」と呼んでいます。

重要なことは例えば「内側軸(1軸)」の機能的立甲ポジションはそれ以外の支持軸では「機能的立甲ポジション」とはならないということです。

各支持軸のポジション

「機能的立甲ポジション」は4つ存在しますが、各支持軸につき1つづつではありません。

「機能的立甲ポジション」に便宜的に、

A:前方分離型
B:後方分離型
C:前方連結型
D:後方連結型

と呼ぶとすると各支持軸との関係は下記のようになります。

①内側軸(1軸):A、B
②中間内軸(2軸):D
③中間外軸(3軸):C
④外側軸(4軸):D

1軸では2つ存在することが大きな特徴です。

この組み合わせになると体幹の力(運動量)が腕に適切に流れます。

ミットへの突きを行うことでこれらの違いが身体で明確に実感できます。

これはスポーツ全般に大きく関係しています。

野球のピッチングやバッティングなどでは、このつながりができるだけで威力が大きく変わります。

最近では様々な競技でフィジカルの問題が重視されています。

その為、ウェイトトレーニングなどでフィジカルの問題を解決しようとしていますが、ウェイトトレーニングで挙上重要が向上したとしてもそれに比例してフィジカルの問題が解決しないという事例もよく耳にします。

その原因の1つはこの支持軸と一致した「機能的立甲ポジション」が使えないことが挙げられます。

体幹と腕のつながりができない限りせっかく鍛えた筋肉も機能しないのです。

「形」だけでも大きな効果がある

軸トレ研究会では、一教の押さえ技を合気道未経験の参加者の方にも行ってもらいました。

通常のやり方では受け手側が抵抗すると簡単に外れてしまいます。

そこで「パワーポイント」を意識操作すると押さえやすくなります。

さらにその方の支持軸に一致した「機能的立甲ポジション」の位置に肩甲骨をしてもらい行うとさらに押さえ方の安定性が高まり、まった抵抗できなくなりました。

この時の感覚としては腕と体幹の隙間(遊び)がなくなった感じ。

遊びがあるとそこから身体が崩れる原因となりますが、遊びがないのでどうやっても崩せません。

今回は声かけのみで形だけ「機能的立甲ポジション」にしてもらいましたが、それでも大きな違いが生じます。

後方型の課題、前方側の課題

今回は「形」だけでしたが実際には専門的なトレーニングにより「機能的立甲ポジション」を身につけるとよりつながりが強化されます。

今回「形」だけでも一教の押さえができるようになりましたが、これが後方型の「機能的立甲ポジション」では「形」だけでは押さえることは難しかったと想像されます。

何故なら「後方型」の場合は、前方に肩甲骨を移動させる必要がある為です。後方に一度肩甲骨を移動させてから前方に再度移動させる必要がありますが、「形」だけではこの前方への移動の際に思うほど肩甲骨が可動してくれないので腕を前方で使う際に思ったほど効果を上げてくれません。

以前「外側軸(4軸)」を身体に通した状態でそれに一致した「後方型の機能的立甲ポジション」を使ってミットに突いて見ましたが、思ったほどの威力が出ませんでした。

体幹と肩甲骨の連結ができるので体幹からの力(運動力)が使えるようにはなるのですが、それを前方に伝えることができない為に思ったほどの威力に繋がらなかったのです。

後方型は特にそうですが、前方への可動性をつけることが重要になります。

前方型は逆に後方への肩甲骨の可動性がポジション的に制限されやすいのでトレーニングで後方へも可動性をつける必要があります。

そして、これらの4つの機能的立甲ポジションはお互いに関連していますから、自身の使用している支持軸に適したものだけでなく、4種類全ての専門的な「機能的立甲ポジション」トレーニングを行うことで肩甲骨の可動性や体幹とのつながりがより強固になります。

終わりに

こうした

⚫︎「パワーポイント」の意識操作
⚫︎「機能的立甲ポジション」

は知るだけでも大きな効果がありますが、当然専門的なトレーニングを行うことでその精度が高まります。

9月20日、21日開催の軸トレーニングWS「4つの機能的立甲ポジション:基礎・応用」では機能的立甲ポジションの理解を深めて、身につける軸トレーニングをご紹介します。

「立甲」というと単に『肩甲骨が背中側で立たせること』だと一般的には考えられていますが実際には論理が存在します。

その論理を理解することでスポーツやダンス、武術、施術などのパフォーマンスを向上させることができるのです。

WSでは「合気道の一教押さえ」なども評価として使って見たいと思います。

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橘隆徳(たちばな たかのり):天才の身体使いに関心があり、独自に発見した “#4つの支持軸” 理論を元にして日々動作トレーニングを探求しています。日々の思いついたアイディアを呟きます。“#ミドリの天才さん”が好きです。ロックダンス経験者。BJJ始めました(白帯)。
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