中間外軸(3軸)のモードで施術を行う

「4つの支持軸」を発見してから「軸」についての理解が深まっていたのですが、今回の意識ポイントの発見によって更に進展しました。

4つのそれぞれの支持軸にあった意識ポイントを使用することにより、その場で姿勢や身体のまとまりが整うのはかなり感動的ですらあります。

各支持軸の意識ポイントを使って立禅のようなことを試しているのですが、驚くような変化がでます。

立禅的なトレーニングはこれまでもいくつかのバリエーションで開発してきましたが、意識ポイントの操作を加えることによって効果が増し増しになります。

数分も行うとその支持軸のモードに入れてしまいますね。

これのメリットの1つはロルフィング®︎などの施術の効果が飛躍的に高まること。

施術というのは施し手の身体の状態が大きく受け手に思っている以上に影響を与えるものですが、意識ポイントを操作した立禅の状態は非常に理想敵な施術を行うモードとなります。

現在、ロルフィング®︎のようにマッサージ・テーブル(ベッド)の上のクライアントに施術を行う場合には4つの支持軸のうちの「中間外軸(3軸)」が有効だと考えています。
※床に寝た状態なら「内側軸(1軸)」です。

この3軸を使うと四肢の脱力が深まり、相手の防御反応を抑制する働きがでます。

この3軸を使って施術をしながら3軸の意識ポイントを操作することによって更に施術の効果が高まるわけです。

このあたりは2月23日(日)開催の骨膜リリースセミナー「アームライン」の前半部分で「中間外軸(3軸)」の施術モードの作り方を一通り説明と実践を組み合わせて実施したいと思います。

この3軸の施術モードでお互いに施術をし合うことで、これまでになかった反応が起こりそうで非常に楽しみです。