ロルフィングとは10回の施術で全身を整えるアメリカで開発された整体(ボディワーク)です。

交感神経を刺激する「全軸」の発見

現在「ロルフィング®︎のたちばな」では独自に発見した「4つの支持軸理論」による ロルフィング®︎や軸トレーニングを提供しています。

4つの支持軸は▼の通りです。

①内側軸(1軸):日本人の軸感覚
②中間内軸(2軸):白人、多くのアジア人の軸感覚
③中間外軸(3軸):ラテン系の軸感覚
④外側軸(4軸):黒人の軸感覚


4つの支持軸によって人種や文化の違いによる違いを説明でき、効率的な取り組みを可能にします。

前回の軸トレーニング研究会クラス(軸トレ研究会:週一回ペースで開催)では「ゼロ軸」という発見がありました。

「ゼロ軸」というのは4つの支持時全てを「OFF」にした状態であり、全身の関節の固定点がなくなった状態になります。

関節を固定できなくなるので踏ん張ることができずに、他者に押されたり壁を押したりしても耐えることができません。完全な『脱力状態』もしくは『居着きの無い状態』と言えます。

この状態の感覚はかなり不思議な感じで「無防備」という表現が正しいと思います。

漫画「ハンター×ハンター」で言うところの『絶』状態です。

興味深いことに漫画での表現と同じく「ゼロ軸」では「気配」がなくなります。

もしかすると武術の達人の逸話にある気配の無い身体とは「ゼロ軸」が発動した状態なのかもと考えると色々と面白いです。

4つの支持時をONにする

4つの支持軸を全て「OFF」にした状態が「ゼロ軸」でした。

では4つの支持軸全てを「ON」にしたらどうなるのか?と言う疑問が生じます。

そこで、実際にこれを行ってみました。

「ゼロ軸」とは逆のアプローチで4つの支持軸を全て「ON」にして見ました。

当初、4つの支持軸の特徴同士が打ち消し合うのでは無いかと思っていたのですがその予想は良い意味で裏切られました。

全身の関節の固定力が高まり、異常に筋力が使えるようになりました。

柔らかさが一切無くなります。

それに反して関節の固定力が高まるので力がダイレクトに伝わるのです。

4つの支持軸全てを「ON」にした状態と言うことこの状態を「全軸」と呼ぶことにしました。

「全軸」を体験された方が言うには漫画北斗の拳の「ラオウ」のようだとのことです。

はたから見てもまるで表情や体格の印象が変わってしまい、完全な戦闘モードに見えその通りだと感じます。

「ゼロ軸」が副交感神経優位の状態だとすると「全軸」は交感神経優位の状態です。

実際に相撲で確認して見たのですが、感触が「岩」であり、柔らかさが一切なく硬い。

硬いのですが腕力で投げられてしまいます。

明らかな体重差(推測30キロ以上)があっても完全に力負けしてしまうのです。

ミットへの突きの威力も確認して見ましたが、単純な腕力として威力がでる感じです。

ただただ「強い」という印象。

関節の固定

空手界には中村日出夫という伝説的な人物がいます。▼動画参照。

「全軸」のパンチや感触を体験した際に脳裏に浮かんだのがまずこの人でした。

中村日出夫 拳道伝説 SPD-1872

中村日出夫 拳道伝説 SPD-1872

中村日出夫は漫画「グラップラー刃牙」に登場するキャラクター「愚地独歩」のモデルの1人でもあります。

▼愚地独歩の垂木切りの試割り。

また同漫画「グラップラー刃牙」に登場する技の1つ「剛体術」▼も脳裏に浮かびました。

「全軸」の身体中の関節を固定する特徴を活かすと垂木を切ったり、全身の体重を拳に乗せることができるのではないかということです。

実際に空手やボクシングといった格闘技未経験の方が「全軸」を身体に通した状態でミットに突いた感想として、全く拳に負担が無いとのことでした。

中村日出夫が創始した拳道会空手では部位鍛錬が有名です。

身体のあらゆる部位を硬く固めた砂袋などを100回から1000回単位で突いたり、蹴ったりするといいます。

もしかするとこの部位鍛錬は拳などを鍛える意味の他に「全軸」になるという意味合いがあったと考えると非常に面白いと思います。

部位鍛錬では痛みなどの苦痛が伴いますが、その苦痛に耐えることで交感神経が優位になり、また各関節を固定して全身で突くことになり「全軸」が身体に身につくのでは無いかと予想できます。

サッカーでのキックの威力が上がる

軸トレ研究会参加者の方が「全軸」を使ってサッカーのキックを試されたそうです。

実感として5割増しぐらいに威力が上がったそうです。

【追記】
この方からご連絡をいただきました。
厳密には「全軸」では威力は上がらなかったそうです。

但し、「全軸」で数時間過ごしてから「中間外軸(3軸)」で行うと威力が通常よりも向上したとのこと。

「軸」が変わってもその影響力が残るというのは非常に興味深い現象ですね。

終わりに

「全軸」が交感神経優位になるのは確実のようです。

軸トレ研究会の際も「全軸」になられた方の表情がどんどん戦闘モードになっていったのは印象深かったです。

体感としても視野がどんどん狭くなっていく感じがしたとのこと。

「全軸」になっての運動などでは心拍数や血圧が過度に高くなる危険性が現時点では予想されます。

この危険性が無いと確認できれば「全軸」の特徴としてはウェイトトレーニングなどに活用すると大きなメリットがあるかもしれません。

これまでの経験では今回の「全軸」や前回の「ゼロ軸」は自律神経系に影響を与えるのは確実なようです。

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橘隆徳(たちばな たかのり):天才の身体使いに関心があり、独自に発見した “#4つの支持軸” 理論を元にして日々動作トレーニングを探求しています。日々の思いついたアイディアを呟きます。“#ミドリの天才さん”が好きです。ロックダンス経験者。BJJ始めました(白帯)。
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