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「馴れ」以上の上達をする為に重要な「素の身体の使い方」

6月にばってん少女隊の2ndアルバム「BGM」が発売されました。

そのアルバムに収録されている「Killer Killer Smile(キラキラスマイル)」のミュージック・ビデオ(MV)を今更ながらiTunes Storeで購入できることを知り早速ダウンロードしました。

「Killer Killer Smile」はYouTubeでは前半部分、GYAOでは全てが無料で見ることができ、アルバム「BGM」のBD付きのみんしゃい盤にも収録されています。

但し、使い勝手がよくないのです。

YouTubeは前半部分しかありませんし、GYAOではWi-Fiがないと見れませんし反応も遅い。BDは専用の再生機が必要です。

ロルフィング®︎の身体操作の勉強資料としてiPad Pro1つでストレス無く見たいのです。

思い込みでMVはiTunes Storeでは配信していないと思っていましたが検索すると普通にありました。

ばってん少女隊 Killer Killer Smile(YouTube Ver.)

ばってん少女隊 GYAO!で無料配信中!

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iPad Proで気軽に見れるとかなりストレスがありません。

MVをダウンロードしてから時間がある度に繰り返し見ていますが色々と学びがありますね。

通常のMVだとダンスが細切れになっていたりするのですが、今回は比較的ダンスがずっと見れるシーンがあります。

【1:50】から先の間奏シーンが個人的には1番身体操作の勉強になりますね。

各自白の上下のジャージに身を包んでいるので各メンバーの身体表現の違いがかなり明確になっています。

これを見ると個人的に勝手に「緑の天才さん」という二つ名をつけている希山愛さんの表現は特殊ですね。

▼「緑の天才さん」こと希山愛さん

毎回ブログ等で発言していますがこれはダンスの基本練習や振り付けを何千、何万回繰り返しても習得できない類のものです。

個人的に「素の身体の使い方」と呼んでいる無意識の身体操作。

ダンスでも、スポーツでもこの「素の身体の使い方」で身体を操ります。なので練習を繰り返すというのは「素の身体の使い方」で身体を操った後の身体操作は洗練させることができます(これが「馴れ」です)が、「素の身体の使い方」自体は何も影響を受けません

実際には偶然のミスによって良い影響を受ける場合がありますがかなり確率的には低いものですし、誰にも起こる事ではありません。

その為にどんなに熱心に練習をしても、

⚫︎思ったように身体は使えない
⚫︎なかなか上達できない
⚫︎トッププレイヤー、ダンサーの動きに全く近づけない

ということになります。

このように考えていくと練習の反復では論理的に「馴れ」以上の上達はできないのです。

「馴れ」以上の上達をするには「素の身体の使い方」を向上させる必要があり、それは練習ではなく動作のトレーニングをする必要があります。

現在、「ロルフィング®︎のたちばな」で提供しているWSなどではこの「素の身体の使い方」をベースとしたエクササイズをご紹介しています。「素の身体の使い方」に焦点を当てると本当に誰もがトレーニング時間に比例して上達できます。

その「素の身体の使い方」という視点を学ぶのに希山愛さんの動きは本当に参考になります。

さらに個人的には体幹の使い方として大きく分けて2つの動作パターンがあると考えています。

体幹主導末端操作

体幹を起点として末端を使う動作パターン。体幹の運動量(質量×速度)を積極的に使う。黒人(体幹を動的に用いる)、白人文化(体幹を固定的に用いる)で顕著。書籍「黒人リズム感の秘密」の表現を用いると「黒人のリズム感」。スポーツ、ストリートダンスなどでよく見られる。

末端主導体幹操作系

手・足・頭部といった末端を起点にして体幹が結果的に動く動作パターン。重心移動による運動量(質量×速度)を積極的に使う。日本人文化で顕著。書籍「黒人リズム感の秘密」の表現を用いると「日本人のリズム感」。武道・武術、日本舞踊などでよく見られる。

希山愛さんの動作パターンは完全に「末端主導体幹操作系」です。

Liveでは髪飾りが取れるのが全く珍しくありません。2時間のLiveで3回髪飾りが取れた(吹っ飛んでいった)こともあります。それだけ頭部の動きに体幹が自然に従うような動作をしているので頭部が加速され非常に勢いが高まるのです。

MVの▼の場面の希山愛さん(向かって左から2番目)を見た際に「見返り美人画」が脳裏に浮かびました。

こうした「末端主導体幹操作系」は日本人の伝統的な動作パターンです。

見返り美人画

個人的に明治維新以後日本人の文化に適した「末端主導体幹操作系」の動作パターンは西洋文化の流入により一時的に上手く機能していないと考えています。

日本武術・武道はもちろんのことスポーツ、ダンスを学ぶ際に日本人なら日本人の文化に適した「末端主導体幹操作系」の動作パターンを身につけることはかなり重要だと思います。

具体的な技術ではなく無意識の「素の身体の使い方」という観点で「Killer Killer Smile」のMVは非常に有益な資料だと思います。

9月の秋のツアーまではLiveに参加できないので、このMVで色々学ぼうと思います。

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