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講座「合気道のためのロルフィング®︎〜崩しの原理を学ぶ〜」

本講座は日本ロルフィング®︎協会「ロルフィングDays2022」参加イベントです。

ロルフィングDays 2022 | 日本ロルフィング協会 公式サイト

講座概要

2022年06月12日(日)
合気道のためのロルフィング〜崩しの原理を学ぶ〜
を開催します。

※合気道を題材としていますが合気道の技自体ではなく汎用性の高い「崩しの原理」を学ぶので合気道未経験の方も歓迎いたします。

本講座ではロルフィングを行う過程で発見・開発してきた身体技法(術理)を「崩しの原理」として合気道の技に活用し、身体の使い方を学ぶことを意図したものになります。

下記の術理を中心に実施予定です。

①4つの支持軸理論
②機能的脱力
③筋膜ずらし

④鎖骨・肩甲骨の抜き
など
※各項目の詳細は下記「術理説明」をご参照ください。

相撲を行っている小学6年生女の子のケースでは、崩しの原理を使うことによって皮膚をさする程度で体重が倍以上もある男性を投げてしまう、という現象も起こっています。

合気道を題材としますが「崩しの原理」をお伝えするので合気道未経験の方のご参加も歓迎いたします。

術理説明

「ロルフィングのたちばな」では身体技法を「術理」と呼んでいます。

「術理」と言うと特別な印象がありますが合気道、スポーツ、ダンスなど分野問わずあるレベル以上の方は自然と行っていることが多いです。

但し、認識していないとその術理の精度を高めることが難しく、逆に認識することで精度をどんどん育てることが可能になります。

何より他者にその技を指導することが容易になります。

①4つの支持軸理論

「4つの支持軸理論」とは、「ロルフィングのたちばな」が独自に発見した身体のシステムです。

人間には「4つのタイプの脳神経系の運動プログラム(発見した経緯から「支持軸」と呼んでいます)が存在する」という考え方です。

その国の音楽やダンスを始めとした文化に大きな影響を与えています。音楽にも、動作にも支持軸タイプがあります。

まずは自身の身体に通している支持軸を使いこなすこと、そして自身の身体に通している支持軸と動作の支持軸タイプを一致させること。

これができないとパフォーマンスを十分に発揮できません。

これは脳神経系の運動プログラムで確定されているので支持軸タイプの不一致を努力で改善することは非常に難しくなります(支持軸を変えない限り不可能だと考えています)

▼支持軸の名称:多い人種:適した格闘技例

・1軸(内側軸):日本人:合気道
・2軸(中間内軸):白人、アジア人:レスリング
・3軸(中間外軸):ラテン系、プエルトリコ人、ベネズエラ人:格闘技不明
・4軸(外側軸):黒人:カポエイラ

合気道の支持軸タイプは「1軸(内側軸)」になります。

「1軸(内側軸)」の特徴から合気道の動きを分析することで、効率的に合気道を上達することが可能になります。

講座内では支持軸のタイプチェックを実施します。

②機能的脱力

※合気道だけでなくスポーツやダンスなどにも使える脱力を「機能的脱力」と呼んでいます。

力を抜く「脱力」は様々な分野で重要視されています。

ただし、「脱力」を行うに当たっていくつかの問題があります。

⚫︎力が抜けない
⚫︎力を抜こうとするとふぬけになる
⚫︎説明する人によって脱力の説明が異なる

などです。

実は、適切に「脱力」する為には「身体のつながり」が必須になります。

今回の講座でご紹介する手法は、

❶筋肉を目一杯緊張させる
❷つながりを通す
❸つながりを維持したまま力を抜く

です。

ポイントは❷の「つながり」を通すことです。この「つながり」があれば力んでいても機能しますし、「つながり」がない状態で脱力を試みるとふぬけ状態になり必ず失敗します。

世の中ではどの分野でも「脱力が大事」だと言われながら脱力を試みても上手くいかないことが多いのはこういった理由の為です。

誰でもその場で「つながりを通す」再現性の高いテクニックはすでに開発しているのでそのテクニックをご紹介します。

言葉遊びではなく強制的に「機能的脱力」を体験していただきます。

③筋膜ずらし

「崩しの原理」とは人間の盲点をついたものです。

人間は、皮膚と筋肉の間をずらすことでその動きを感じづらくなるという盲点があります。この盲点を崩しの原理として活用したものが「筋膜ずらし」です。

皮膚をずらしても相手に影響力はありません。相手の筋肉まで力が伝わると身体の無意識な防御反応がでてしまい抵抗されてしまいます。

皮膚と筋肉の間をずらすことが重要です。

ロルフィングでは筋膜を重視していることもあり「筋膜ずらし」と名づけました。

実際の指導場面では「皮膚をずらして」と言ってしまうことが多いですが🤣

この「筋膜ずらし」はかなり汎用性が高く、

・呼吸法(合気上げ)
・入り身投げ
・関節の極め

など色々な場面で使えます。

④鎖骨・肩甲骨の抜き

腕を体幹とつなげる術理です。

各支持軸によって鎖骨もしくは肩甲骨を抜くことで機能します。

・1軸→鎖骨、肩甲骨(末端主導分離)
・2軸→肩甲骨(体幹主導連結)
・3軸→鎖骨(体幹主導連結)
・4軸→肩甲骨(体幹主導連結)

1軸のみ鎖骨と肩甲骨のどちらを抜いても機能しますが、合気道の身体操作は「鎖骨の抜き」になります。

1軸は手足頭部の末端部を動作の基点とする末端主導体幹操作の為、鎖骨もしくは肩甲骨を体幹と分離させることによってつながります。

2〜4軸では体幹部を動作の基点とする体幹主導末端操作の為、鎖骨もしくは肩甲骨を体幹と連結させることによってつながります。

注意点

合気道の各師範の技を見ると同じ流派であってもそれぞれ異なる印象を持ちます。

これはそれぞれの師範がそれぞれ別の術理を利用していると考えると不思議でなくなります。

術理の得意不得意はその人の個性に影響を受けます。

それまでの運動経験や性格などで習得しやすい術理があったり習得しにくい術理があるということです。

講座内では学んでいる流派とは異なる技の掛け方をするかもしれませんが、まずはご自身が学んでいる流派の技や手順は脇に置いて取り組んでください。

ワークによっては術理の習得を優先させるために意図的に不自然な技の掛け方をする場合があります

ですが、術理を習得してしまえばあとの表現は自由になり、ご自身の流派用にアレンジすることで矛盾はなくなると思われます。

【タイトル】

⚫︎「合気道のためのロルフィング®︎〜崩しの原理を学ぶ〜」

【開催日】

⚫︎2022年06月12日(日)12:30〜14:30(12:05より受付開始)
※終了時間は多少前後する可能性があります。

【会場】

⚫︎池袋駅より徒歩8分(申込み後にお知らせします)
※柔道場で行います。

【講師】

橘 隆徳(たちばな たかのり)
⚫︎Advanced Rolfer™ 
⚫︎Rolf Movement™ Practitioner 
⚫︎Bowen Technique Practitioner

大学時代、合気道部に所属。
合気道以外に空手、ブラジリアン柔術、ストリートダンス、忍術的身体操作を経験。
日々「ロルフィング」「ダンス」「スポーツ」「武術」の4つの視点で身体を探求しています。

【内容】

※実施内容は新しい発見により変更することがあります。 

⚫︎知っておいた方が良い技
・一教
・二教
・呼吸法(合気上げ)
・入り身投げ
など
※合気道未経験の方はYouTubeなどで簡単にチェックしてみてください。

⚫︎術理
・4つの支持軸理論
・機能的脱力
・筋膜ずらし
・鎖骨の抜き、肩甲骨の抜き
・スローイング
・身体のルート通し
・支点軸揺動
・軽接触技法
など

【受講料】

ロルフィングdays2022割引料金

⚫︎12,000円 6,000円
※開催確定後、振込先をご連絡致しますので1週間以内にお振込下さい。
※領収書は銀行振込時の明細書にて代わりとさせていただきます。

【対象】

⚫︎合気道の技や崩しの術理に関心のある方
※合気道未経験の方も歓迎いたします

【定員】

⚫︎30名程度

【持ち物】

⚫︎運動しやすい服装(道着でも、ジャージでも大丈夫です)
⚫︎所有している場合
・足半草履1セット(下記の「足半屋」製品をおすすめします)
※ Amazonにて「足半草履」で検索

【申し込み先】

ロルフィングのたちばな
 rolfing.touch@gmail.com

下記項目を記入してメールにてお申込み下さい。

メールタイトル「お名前:6月12日(日)「合気道のためのロルフィング®︎」希望」

①名前(ふりがな)
②「合気道のためのロルフィング」
③メールアドレス
④携帯番号
⑤職業
⑥講座に期待すること ※簡単で結構です

⚫︎開催決定後のキャンセルは受講料振込前でも「キャンセル料100%」が発生します。
⚫︎ ロルファーが講師を務めますが、ロルフィング®︎・ロルフムーブメント等の資格を取得するセミナーではありません。

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