はじめに
個人的なことですが「素の身体の使い方」や「運動学習」についてアイドルを教材として探求しています。
いくつかのグループのライブを通して学んでおりますが、先日1つグループが追加されました。
それが「九州女子翼」です。
名前の通り活動拠点は九州です(毎月東京でも定期公演を行っているみたい)。
自分がライブに通うのは身体などの学習の為です。
ばってん少女隊は「緑の天才さん」、アップアップガールズ(2)は「4軸の天才さん」などの天才的な「素の身体の使い方」を身につけている天才だったり、新しい学校のリーダーズのようにダンスパフォーマンスの総合力だったりと明確な目的を持ってライブに通っています(ライブに通うには言い訳が必要なわけです😅)。
九州女子翼は天才さんだったり、ダンスパフォーマンスとは違った面で興味を持ちました。
きっかけ
ライブに行こうとしたきっかけは先日公開されていた映画 実写版「私、アイドル辞めます」です
実写版とあるように原作は読切の漫画です。
以前Twitterで回ってきて読んでいました。
一昨年、昨年と立て続けに推しているグループ「ばってん少女隊」のメンバーの脱退(卒業)を経験してその切なさを体感しているので、映画も見てみようと舞台挨拶付きの会を観覧してきました。
この映画の主演が「九州女子翼」のメンバーの実玖(みく)さんでした。
舞台挨拶でもきていた▲この赤い衣装が非常にかっこよかったこと、また以前大分県の別府で「ばってん少女隊」と同じイベントに出演しており一度ライブを見て良い印象があったのでもう一度見たいとライブに行ってきました。
非凡なノリ
ライブのパフォーマンスで気になったのが▼「鈴川瑠菜(すずかわ るな)さん」です。
曲名はわからないのですが、その曲のダンスで体幹を使ってリズムをとる振付があったのですが、それがなんとも非凡さを感じたのです。
別府でのライブの時も同じ非凡さを感じていましたがやはり気のせいではありませんでした‼︎
この非凡さはカッコよさを持った力強い「ノリ」でした。
この「ノリ」が現れるのはその曲しかありませんでした。
残念ながらその曲がどのようなものだったのか完全に忘れてしまいましたがそれは自分の認知特性も関係しているのかもしれません(聴覚系が苦手)。
この話は別の記事で書きます。
もう一度この「ノリ」を感じたいと、翌日開催のライブも急遽行きました。
前日の「ノリ」を感じた曲はおそらくなかったと思うのですが、やはり所々非凡さを感じさせる場面はありました。
発達障害
「鈴川瑠菜さん」に興味を持ったので検索してみると▼の情報が見つかりました。
「アスペルガー症候群」と「学習障害(LD)」があるとのことです。
非凡的な「ノリ」と発達障害が関係があるかはわかりません。
ですが有名なスポーツ選手や実業家も実は発達障害を持っているのではないかと指摘されていたりします。
また、障害だと診断されていなくとも人間はそれぞれ「認知特性」という知覚系の偏りが多かれ少なかれ存在すると考えられます。
勉強が苦手な天才さん達
「緑の天才さん」も、「4軸の天才さん」も勉強が苦手なようです。
特に緑の天才さんは本を読むのが苦手だとブログで見た気がします(その記事が見つかりませんが)。
通常本を一冊読むのに数ヶ月もかかるのに大好きな「ももクロ」関係の本は数日で読んだ、書いてあった記憶があります。
【追記】
見つけました。ブログではなくInstagramでした。
「緑の天才さん」のあの予備動作の無いダンスはもしかしたらこうした認知特性と関係があるのでは無いかと以前から疑っているのですがどでしょうか。
「九州女子翼」支持軸タイプ
「九州女子翼」のメンバー4名の支持軸タイプをチェックしてみました。
1軸(内側軸):3名
2軸(中間内軸):1名
3軸(中間外軸):0名
4軸(外側軸):0名
でした。
1軸が多いのは予想通りでしたが、2軸がいたのは意外でした。
その2軸が「鈴川瑠菜さん」ですから興味深いですね。
力強いノリは2軸から来ているのかもしれません。
2軸率の高さ
普段のセッションでの支持軸の割合は1軸がダントツに多く、その次に3軸で、2軸と4軸はかなりレアです。
ですがアイドルの2軸率が意外に多いのです。
ばってん少女隊には6名中2名が2軸ですし、新しい学校のリーダーズにも4名中1名です。
そして今回の九州女子翼4名中1名。
まだまだ全体のN数が少ないので明確なことは言えませんが感覚的にはアイドルの2軸率は一般よりも高いと言えます。
もしかするとダンスや歌などと支持軸の相性などがあるのかもしれません。
ちょっと「4つの支持軸理論」を学術的に広めて、1万人規模の支持軸タイプ調査を知りたいですね。
機械的なタイプチェック方法を開発すれば小学、中学校などで行えばすぐにできそうな気がします。
まずは
⚫︎「4つの支持軸理論」の学術的な論文化
⚫︎知名度の向上
⚫︎感覚を排除したタイプチェック法の開発
の実現に向けて進んでいきたいと思います。
終わりに
発達障害と診断されていなくても認知特性の偏りによって近い状況にいる人は多い印象です。
その認知特性の偏りがあることがある能力に役立っているということはあるかと思います。
実は自分自身学生時代には気付きませんでしたが「聴覚系の障害」を持っているかもしれないんですよね。
最近聴覚系が人と比べて能力が低いのではないかと認識するようになりました。
今回の「鈴川瑠菜さん」の発達障害を知り、もしかしたら自分の「講義を聞いても頭に入らない」ような特徴を調べてみたところピッタリ当てはまる障害がありました。
それが
聴覚情報処理障害(APD)
です。
学生時代、先生の話を集中して聞くことができなかったのはどうやらこの障害の傾向を持っているからのようです。
「認知特性」という用語を知ってから自分は聴覚系が苦手なのことは認識したのですが、英語のリスニングを再び学び始めてからあまりにも聴覚系の能力が低いことが気になり始めたので、こうした症状を持つ人がある一定数いることがわかり心が楽になりました。