はじめに
4回目のルート鍼を受けてきました。
今回は
⚫︎腹部
⚫︎胸
⚫︎首
⚫︎顎
⚫︎眉間
です。
これまでで1番の痛み
首や顎はズシンっと響く感じがしました。
鍼を受け終わってからも軽い痛みが続く感じです。
特に顎は受けた夜は食事をする際に顎を動かすと痛みが出て面白かったです😆
そして、今回の鍼で最も痛みが出たのは眉間。
眉間は響く感じはないのですが只々痛かったです。
これまで4回ルート鍼を受けてきましたが1番痛かったと思います。
面白いのは、以前も眉間に鍼を打っているのですがその時はそれほどの痛みがなかったということ。
その日の体調や身体の状態によって痛みの感受性が変わるようです。
首から上
今回の鍼で確信したことは自分の身体の問題点は首から上だということです。
今回は額や顎から鍼を抜くと「ツツー」っと血が即座に流れてきました。
鍼灸の世界ではこういった血を「瘀血」というらしいのですが、鍼を刺した時痛みがあった部位から血が出る傾向があります。
血が出る部位と出ない部位がありますが、個人的に生理学的にはどういった現象なのか非常に気になります。
おそらく一般的な生理学のテキストでは触れない部分です。
鍼灸や東洋医学系の書籍なら載っているのでしょうか?
ちなみに、鍼の先生も知らないようでした。
研究費が出ないので研究は進んでいないのではないかと言われていましたが、自分もそう思います😅
これから
大体、週1回のペースでルート鍼を受けてきました。
今後は2週間に1度のペースでルート鍼を受けていこうと思います。
「首から上の部位に鍼を打った感触が変わるのか?」
「継続的に鍼を受けて身体がどのように変わるのか?」
を観察していきたいと思います。
料金が高いから患者が来ない?
AmazonのKindleで下記の電子書籍があったので読んでみました。
これは鍼灸師になってビジネスが上手くいかなかった方の恨み節が書かれています。
一応、鍼灸学校に通おうと思っているので色々と参考になりましたが、著者の1番の失敗が気にかかりました。
それは、
鍼灸学校に通う前に鍼灸院で鍼を受けていない
ということ。
これは完全にアウトですね。
鍼治療を全く受けていないわけではないのですが、受けたのは鍼灸整骨院とのことです。
「学校説明会では鍼灸には保険が使えると聞いたのに手間がかかって使えない。騙された」
といったニュアンスのことが書かれていたのですが、実際に複数回鍼灸院に通っていたのならば保険が気軽に使えるか事前にわかったはずです(鍼灸で健康保険を使うには医師の同意書が必要など手間暇がかかる)。
また、ビジネスモデルのイメージも考えることができたと思われます。ビジネスモデルが上手くイメージできないのならば鍼灸の道に進むべきではなかったと個人的には思います。
書籍の中では「鍼」は身体の悪い人のみが受けるように思っているふしがありますが、別に健常者が受けても良いわけです(こちらの方がお客さんの幅は広がるでしょう)。
「鍼」で新しい価値を提供できれば身体に問題がない人もお客として来てくれます。
また、単価を上げることも可能でしょう。
書籍では60分3500〜6000円という料金が掲載されています。フルで働いたとしても年収1000万円を超えないと論じていますがそれなら料金を値上げしたら良いわけです。
書籍では下記のような記述があります。
2.治療費が高い
→鍼灸の治療費の相場は、一回当たり3,000円〜6,000円程度です.そして一度の施術で終わることはまれで、数回は通う必要があるケースが多いです.
保険が適用される病院と比べると、かなり大きな出費ですね.
(鍼灸にも一応、保険の適用は可能ですが、前述したように適用するには条件があるため、大抵は自己負担になります)
そして鍼灸が効果的な症状は、基本的に重篤なものではないので安静にしていれば自然に良くなります。高い治療費を払ってまで鍼灸を受けようと思う人は、今後も急増することはないでしょう。
鍼灸師なんてならなきゃよかった:人生崩壊 安易に鍼灸への道を目指すと後悔します
そもそもこの料金で「高い」と思っているならば確かに鍼灸師になってはいけなかったと思います。
実際に「鍼」を鍼灸学校に入学する前にある一定数受けていたらこのことに気がついて仕事として成り立たない(あくまでもこの通りならば)という判断ができたでしょうに。
治療費をケチってしまったことでこのような書籍を書くことになってしまったわけです。
現実の話をすれば、料金を1万円やそれ以上にしても「料金以上の価値」を提供できればお客さんは来てくれます。
実際に自分が受けているルート鍼は60分1万円ですが高いとは思いません。
「鍼」とは違いますが、自分自身「ばってん少女隊」のライブが福岡などの遠方であっても飛行機代などの遠征費を払っても毎回行くのはそれだけの価値があると考えているからです。
また「ロルフィングのたちばな」にも飛行機に乗ってセッションを受けに来てくれるクライアントさんが多く居られます。
現在提供している骨力体トレーニングや神経リンク・体験セッションなど一日に3セッション、中には9セッション連続で受けていただいている方もおられます。
1セッション8,000円ですから安くはありませんがそれ以上の価値を感じていただいているからこそ受けていただけるのだと思います。
特に「鍼」は鍼灸師から医師しか打つことができません。
いくらでも「鍼」にしかできない新しい価値を提供できる可能性を秘めているわけです。
料金が高いから患者さん(お客さん)が来ないのではなく、「料金以上の価値を提供できないから来ない」と考えると色々と見えてくるのではないでしょうか?
お金を使わないと新しい価値を想像できない
新しい価値を作るにはまずは価値あるものに自分でお金を使うことだと個人的には考えています。
それはお金を使うことで、最低どのレベル以上の価値があればお金を喜んで支払うかが感覚でわかってくるからです。
少なくともこれから職業にしようと考えている仕事に対してお金を渋るならば、新しい価値の創造への投資も渋ることになるのでどのみちその職業では成功しないでしょう。
終わりに
前職の会社が誰もお金を投資しようとしないスタッフばかりでした。
出身大学のゼミの教授が作った会社で、スタッフ全員が大学の卒業生です。
真剣に目の前の仕事をすれば結果はついてくると勘違いしており、「仕事関係のセミナーにお金を出してまで参加はしたくない」と公言するものもいました。
結局、新しい価値を自分たちで作っていると思いながら実際には年々売上は減っていきました。
つまり、自分たちでは新しい価値を作っているつもりが実際には作れていなかったことになります。
当時気になっていたのは、誰も自分たちの提供するサービスをお金を支払って受けたいと思っているスタッフがいなかったことです。
実際に後輩に聞いたことがありますが、全くお金を支払ってサービスを受けることを考えていなかったようです。
提供する側が欲しくないものを他者が欲しがるという状況はなかなかないのではないかと思います、、、。