はじめに
先日、ルート鍼の3回目を受けてきました。
1週間の間隔です。
今回は頭部や首を中心。
胸の黄色くなっているのは1回目の鍼の後です。大体2週間強ぐらい経過しています。
個人的にはほぼ気にしていなかったので鍼の先生に指摘されて気が付きました😅
痛みが変わった
面白いのが前回痛みがあった頭部の箇所が大分楽になっていた点。
その日のコンディションなのか、ルート鍼の効果なのかは現時点ではわかりませんが、前回リズム良く鍼を打たれるかなりキツかった部位の痛みがかなり軽減していた感じです。
でも逆に痛みが強くなった部位もありました。
面白いです。
血がでる
ルート鍼では鍼を抜いたときに血がでることがあります(瘀血?)。
今回は頭部からかなり血が出たようです。前回も出ていたのですがそれ以上とのこと。
皮膚がぶよぶよとしている部位から血は出やすいようです。
そして血が出る部位は大抵痛い印象です。
顎や首は強烈だった
顎や首はこれまでのルート鍼で1番強烈でした。
下の顎は涙が流れるかと思ったくらい。。。
響くというのとは違って本当に「痛い」という感じ。
自分の問題はここら辺にあるのだろうなと思います。
首から上の部分。
鍼は分散化しない
これまで3回ルート鍼を受けてきましたが、素手での施術では頭部や首、顎にはできない有効な側面があるように感じています。
頭部というとクラニオ(頭蓋仙骨系)ですが、こうした素手での施術ではできないカテゴリーの効果が鍼には明確にありますね。
素手の施術は大抵、「4つの支持軸理論」の4つの身体状態で言うところの『分散化』になります。
統合がなくなるので壁などを押そうとしても身体が崩れてしまう状態です。
マッサージガンなども身体を分散化し、その状態が90分ほど継続します(神経リンクだと90分以上継続)。
【4つの支持軸理論】4つの身体状態
❶虚:身体の動かす部位の状態 :虚の極限は「分散化」
❷実:身体の支える部位の状態 :実の極限は「統合化」
❸分散化:統合がなくなった状態 (弱体化)
❹統合化:全身がまとまった状態
それがルート鍼を受けた直後に確認しても「分散化」にはなっていません。
これだけでも素手の施術とはそのメカニズムが異なることが推定されます。
施術界では鍼の代わりに指圧を活用している話を見聞きしますが、「鍼」と「指圧」は性質が異なるという認識をする必要があるようです。
つまりは
「指圧」は「鍼」の代わりにはならない
と言う可能性があると言うことです。
ルート鍼関係の動画
鍼の先生から動画を紹介していただいたのでここでシェアしたいと思います。
動画4本です。それぞれ短いので興味あればご覧ください。
かなり興味深いことを話されています。
【驚愕】【前編】鍼1200本‼ルート治療とは?考案者白川先生に直撃。こんな太い鍼を使うの?【閲覧注意】背中、首にアプローチ。この技術圧巻。
【閲覧注意】【後編】鍼ルート治療が効く!どこに行っても治らない痛みを解決。【驚愕】後編では胸の痛み、のどの痛み、そして頭。考案者白川先生の技術。…
【国家資格】【鍼灸師】【副業】ルート治療白川先生に聞く鍼灸師の魅力とは【前編】龍虎道院長はだきんぐが掘り下げて聞いてみた!
将来の自分の為に!【国家資格】【鍼灸師】【副業】何をするべき。ルート治療白川先生に龍虎道院長はだきんぐが掘り下げて聞いてみた!【後編】
構造
動画でも話されていますが「ルート鍼」は身体のコリを解消する考え方をしているようです。
ただし、ここで言う「コリ」の定義が一般的なものかは不明です(おそらく異なると思います)。
この「コリ」の話ですが、ロルフィングの「構造に働きかける」とかぶってくるんですよね。
ご紹介した1つ目の動画「【驚愕】【前編】鍼1200本‼ルート治療とは?考案者白川先生に直撃。こんな太い鍼を使うの?【閲覧注意】背中、首にアプローチ。この技術圧巻。」の中で▼の発言が出てきます。
これはロマンがあって、このコリを解消できたとしたら身体のレベルが変わる可能性があるわけです。
ロルフィングにルート鍼の考えを組み合わせたらと思うとワクワクしてきます。
多分、クラシカル(古典的)なロルフィング的な考え方です。
現在の日本のロルフィングは知覚系のアプローチをするロルファーが増えていますが、原点に立ち返ってこうした「コリ」の視点で探究していくとさらなる発展につながる可能性があります。
同じ動画での▼の発言。
これも興味深い。
これから
当初、ルート鍼をほぼ知らない時は数回だけ受けようと思っていましたが、かなり興味が出てきたのでひとまず30回ほど受けてみようかと考えています。
ひとまず1週間間隔で4回受けたら、月2回のペースで受けられたらと思います。
何か変化が出てくるのか色々と楽しみです👍
終わりに
2つ目の動画「【閲覧注意】【後編】鍼ルート治療が効く!どこに行っても治らない痛みを解決。【驚愕】後編では胸の痛み、のどの痛み、そして頭。考案者白川先生の技術。…」より。
何事も同じですね。
積み重ねが必要で「一度で」完全に解決するものはなかなか無いです。
だからビジネス的に「主観的変化」「即時的な変化」に走るわけですね。ただ残念ながら主観はあくまでも主観なので本質的な改善には結びつきません。
個人的にはそれは全く建設的で無いので「着実に」「確実に」「長期的に」身体や機能を改善するワークを提供したいと考えています。