今年の花粉症対策

はじめに

花粉症を小学生の時から患っていますが、ここ10年徐々に発症する時期が遅く、症状も軽くなっていました。

当初は2月の後半ぐらいから3月末まで酷い症状がでていたのですが、最近は3月後半ぐらいから症状がではじめる感じ。薬も本当にひどい時数日飲む程度。そして、ここ2年は飲まずにすんでいました。

年齢を経るにしたがって体質が変わった可能性と各種の花粉症対策が効いていた可能性があります。

それが今年は2月半ばぐらいから鼻水、鼻づまり、くしゃみの症状が出始めちょっと「ヤバイかも?」という危機感を感じる自体。

今年は「継続して薬を飲まなければいけないかな?」と思ったところ、ひとまず花粉症対策を改めて試してみてからにしようと決めました。

対策として行ったのは、

⚫︎ビタミンD3:2万IU/1日

⚫︎グルタミン:15〜30g /日

⚫︎BCAA:5〜15g /日

⚫︎冷水シャワー

サプリメントとしてこの2つ。

ビタミンD3

ビタミンD3は花粉症に効くと提唱している医師がいて昨年飲んでいると確かに手応えがありました。昨年の夏から胃の調子が悪くビタミンD3の摂取をやめていたのですがこの機会に再開。1万IUだと少し手応えがなかったので2万IUにしたところピタッと症状が治まった感じです。

ちなみに、僕は痛風(高尿酸血症)持ちなのですが尿酸値とビタミンD3は関係がありそうです。尿酸値を下げる薬を飲んでいてもなかなか数値が基準値よりも高かったのがビタミンD3を飲むと基準値内に入る印象があります。尿酸値が急に低下すると痛風発作が起こるようなのですがビタミンD3をしばらく止めてから再び摂取し始めると大抵軽い痛風発作がでるのです。軽く炎症が起こる程度なのひどくありません。その後、数値を測定すると基準値内に入る傾向があるようです。

血液検査自体それほど頻繁に行うわけではないので「傾向」としか言えませんが、ビタミンD3を再び摂取し始めると軽い痛風発作がでるので個人的には尿酸値に影響を与えているのではと感じています。

ちなみに、ビタミンD3と痛風(尿酸値)の関係について記したものはまだ見つけられていません。

あと書籍『ビタミンの科学と最新応用技術』には

「正常な副甲状腺機能とビタミンD感受性を持った人が毎日1,250μg(50,000IU)以上を摂取し続けると毒性が発現するとされる」

という記述があります。健康な方なら5万IU未満かつ短期間なら毒性はないと解釈できますので摂取量のご参考まで。

グルタミン

グルタミンはアミノ酸で胃の調子を整える為に今年始めぐらいから摂取していました。胃の調子を整える効果としては非常に手応えを感じています。白血球などの免疫細胞の栄養源となるらしく免疫を高める効果もあるようなので試しに摂取量を増やしています。

ネット情報ですが「グルタミンを摂取すると痛風発作を起こしやすくなる可能性がある」という記載を見ましたがひとまずグルタミンを摂取したからといって痛風発作は起こっていません。尿酸値も基準値以内になっています。免疫細胞の栄養源になるからと言ってむやみやたらにアレルギー様の反応が起こるかというとそうではないと個人的に考えています。

BCAA

BCAAは必須アミノ酸で筋肉などでタンパク質の合成させるシグナルの役割があるとされています。ひとまず試してみようと思って年始から摂取しはじめました。胃の調子を整えるには非常に手応えを感じています。

冷水シャワー

花粉症対策としては、小学生のお子さんだったら今のうちに冷水シャワー1分を浴びるのをオススメします。冬場の寒さや冷えには劇的に強くなりますし、一説によれば副腎を発達させるのでアレルギーに強い身体になるようです。

僕が花粉症対策として1番はじめに行ったのがこの冷水シャワー。手応えもありです。しっかり浴槽で温まってから冷水を浴びます。

以前はいきなり全身に浴びていたのですが最近は浴槽につかった状態で肩から腕、首・頭部に冷水シャワーを30〜60秒かけて、再び浴槽で温め、その後全身に60秒ほど冷水シャワーをかける感じです。

但し、成人してからだと短期的な効果は薄く通年を通して冷水シャワーを浴びることによって花粉症の症状は和らぐ印象があります。つまり、花粉症の症状がでてから冷水シャワーを浴びてもそれほどの効果は実感できないということ。

また、ご高齢だったり、血圧が高い場合には当然おススメできません。

まとめ

今年は基本的に何の対策もしていませんでしたが僕の場合には短期的にはビタミンD3の大量摂取が1番短期的に手応えを感じることができます。

グルタミン、BCAAはプラシーボ効果に近い効果を狙ったもので、効いたらいいなぁという感覚。アミノ酸を摂取することは身体には良さそうです。もちろん適量だった場合です。

花粉症で薬をあまり飲みたくないという方はひとまず、ビタミンD3を試してみてもよいかもしれません。