「身体モード」とは4つの支持軸とは異なる、身体を扱うタイプになります。
現在時点で、計23種類発見されています。
以下がその身体モードの一覧になります。
※名称はその身体モードを発見した時の印象でつけているのであまり意味はありません。今後は正式な名称をつける予定でいます。
発見当初は23種類も存在するとは思っていませんでした😅
1:擬似ニュートラル系
2:絶系
3:空間系
4:停止系
5:身体系
6:尺骨脛骨系
7:橈骨腓骨系
8:アーチ系
9:捻り系
10:頭捻り系
11:機能化系
12:消力系
13:鎖骨抜き系
14:肩甲骨抜き系
15:肩甲骨入れ系
16:頸椎系
17:仙骨系
18:浮身系
19:重腕系
20:前方展開系
21:後方展開系
22:サイド展開系
23:上下展開系
発動
「身体モード」が機能した状態を「発動」と呼んでいます。
それぞれの「身体モード」には特有の他者に影響を与える「意識干渉作用」という能力があります。
「意識干渉作用」を活用したものの例が、
❶エネルギーワーク
❷武術などの間合
❸合気
❹スポーツなどでのプレッシャー
などです。
また「身体モード」が「発動」することによって明らかに身体操作能力やダンス・音楽のノリといったパフォーマンスが向上します。
スポーツやダンス、音楽などのある一定レベル以上の競技レベルになると必ずと言っても良いほど「発動」していますが、一般的には「発動」している人は多くありません。
競技のトップクラスでも競技人口が少ない場合には「発動」者は少ないということになります。
面白いことに作曲家の方が身体モードを「発動」しているとノリの良い音楽になりやすいようです。
これはまだ事例数が少ないのですが、自分がライブなどに行って非常に気持ちよく踊れる曲の作曲家はほぼ身体モードが「発動」しています。
また、身体モードが「発動」している人のダンスや身体表現は観察者の心に響く表現となりやすくなるようです。
身体モードの「発動」条件としてはいくつかあります。
❶自然に発動させる
❷ファイテンのネックレスを装着する
❸発動させる部位に特殊な施術を行う
❹それぞれの身体モードに特有の身体の部位を感じる、身体操作を行う、握りを行う
❹身体モードを「発動」したばかりの人の近くにいてその影響を受ける
❺遠隔技法:意識情報「交流」「抽出」を使って強制的に添加させる
などです。
バレエのメソッドには身体モードを発動させるメソッドがあるようで某身体モードを「発動」している率が非常に高いようです。
また、合気道などの型があり崩しを行う武道で崩し技法が使える人は身体モードが「発動」しているケースが多くあります。
武道の「型」が身体モードを「発動」させる目的があったとしたら面白いですね。
適性モード
身体モードにはその人に適した身体モードというものがあるようです。
それを「適性モード」と呼んでいます。
特有なエクササイズを行うことで一つの身体モードが「発動」するからです。
自然に身体モードが「発動」している人でも異なる身体モードが「発動」する場合があります。
「適性モード」になるメリットは意識の無駄使いがなくなることです。
身体モードを「発動」させ、さらに「機能」させるには意識の使い方が重要になります。
その際に「適性モード」では自然にその身体モードが「発動」する条件が整っているので意識のロスが少なくなるようです。
セッションや軸トレーニング研究会での経験ではやはり「適性モード」の方が各特性を発揮させるのがやりやすかったりする傾向があります。
覚醒
身体モードの「発動」に先に「覚醒」状態があります。
「覚醒」とはその身体モードに適した意識の使い方が直感でわかる状態です。
身体モードが「発動」したとしても意識や身体操作を間違えると全く機能しません。
実体験ですが、これまでせっかく身体モードが「発動」したのに全く機能しないどころか逆にパフォーマンスを低下させた体験を何度も経験しました。
自分の「適性モード」はモード「浮身系」と呼んでいるものになりますが、この身体モードはかなり特殊で自分だけ「浮身」をかけると全く機能しないのです。
自分に加えて周囲の人物にも「浮身」をかけることによって機能して、重心操作能力が劇的に向上します。
身体モードを発見する前から度々モード「浮身系」になっていたのですがその度に身体が「弱体化」した感覚があり「これは何だ?」と感じていました。
この状態になるのが決まって、セッション前やセミナーに向けて身体操作のトレーニングをしっかり行なっていた時です。
一時的この状態になるのが怖くて身体操作のトレーニングや探求を控えていた時期があります。
ですが、今となっては要はその身体モードを自由に扱う方法を知らなかったことが身体を「非機能化」させ「弱体化」させた要因でした。
それが身体モードの「覚醒」の段階まで進むと無意識的にその身体モードを適切に扱う方法がわかるようになります。
この「覚醒」に至った時に感じたのが目の前の空間が非常にクリアに見えるようなったことです。
さらに、その身体モードに適さない動作を行おうとすると「めんどくさい」という感覚が脳裏に浮かびます。
逆に適した動作だと勝手に身体が動く感覚になります。
意識情報「抽出」「交流」
身体モードの「適性モード」は特殊なエクササイズで「発動」させることができるようになりました。
「覚醒」はなかなか難しかったのですが、遠隔技法の意識情報「抽出」「交流」を組み合わせることによって誰でも自由に「覚醒」状態にすることができることがわかってきました。
今後も探求を継続して新しい発見をしていきたいと思います。