オカルト現象を可能にする「意識情報空間」仮説

現在、「意識」による他者に影響を与える現象をまとめた「意識操作理論」を提唱しており、その現象を探求しています。

この「意識操作理論」を考えるにあたって意識情報で構成される「意識情報空間」があると考えると理解しやすいので現実の「物理空間」とは別の空間が存在すると仮定しております(「意識情報空間」仮説)。

意識を操作することによって直接触れなくとも他者に影響を与えることを「遠隔」と呼びたいと思います。

遠隔には大きく分けて3種類あると考えています。

❶短距離遠隔(見える範囲での遠隔:同じ部屋内など)
❷中距離遠隔(道具を使った遠隔:電話や文字などを使用)
❸長距離遠隔(姿が見えないでの遠隔)

❶の短距離遠隔では「現実空間」に「意識情報空間」が重なっていると考えることで理解しやすくなります。

力抜きのワークを例に説明してみます。

相手の関節の力を抜く場合にはその関節に軽く「トントン」と指などで刺激を与えることによって力が抜けてしまいます(これは遠隔ワークではなく直接的なワーク)。

これは一種の「反射」として理解できます。

遠隔は次の段階からになります。同じ関節に対して直接に触れずに指を指します。意識が操作できていれば直接触れずに直接触れた時と同じ力が抜ける現象が起こります。

さらに意識操作が熟練してくると「指を指す」というボディランゲージを使わずにイメージの指で「触れる」「指を指す」ことによって同じ現象を起こすことができます。

整理すると、

⚫︎第1段階:物理で触れる(直接触れる)
⚫︎第2段階:ボディランゲージで行う(直接触れない)
⚫︎第3段階:イメージで触れる(直接触れない)

の3つ段階がありますが、それぞれ同じ現象が起こるということです。

こうした現象から「物理空間」と「意識情報空間」が重なっており、物理空間の刺激は必須では無いと考えることで「意識情報」を扱いやすくなりワークの幅が広がります。

「物理空間」の身体は物理的な制約がありますが、「意識情報空間」の身体の意識には物理的な制約が無いので自由になります。

ボディランゲージで「意識」の塊を飛ばしたり、イメージの手で触れることによって相手に影響を与えます。

❷、❸の中距離、長距離遠隔ではさらに「意識情報空間」を設定することで理解がしやすくなります。

それは「意識情報空間」に『過去から現在の人間の意識情報が保存されている』という考えです。

いわゆるネットの「サーバー」的な役割をしていると考えるということです。

実際に、特定の人物(過去・現在ともに)の「意識情報」を呼び出しているとしか考えられない現象が確認できています。

特定の人物の「意識情報」を呼び出し(ダウンロードと呼んでいます)、自分もしくは他者に情報を添加させることによってその自分の得意な動作がしやすくなっていますという現象です。

例えば、ダンサーの意識情報を添加させると途端に何をしても踊っているような表現になります。添加前に「リズムをとってください」と指摘した段階では「恥ずかしい」と感じていた人が添加後は「全く恥ずかしくなくなった」という事例が多くあります。

個人的には「動作改善」に関心がありますが、こうした現象はさまざまな分野に応用が可能であると考えています。

先日のことですが某ヒーリングに興味を持ったのでそのヒーリングの情報をダウンロードして見よう見まねで行ったところ、変化が起きてしまいました。

こうしたサーバー的な役割を果たす「意識情報空間」ですが、オカルトの世界での「集合的無意識」「アカシックレーコード」と呼ばれている事柄に近いのかもしれません。

自分自身と他者の「意識情報」を反転(交換)させる方法も見つかっているのですがこうした現象も「意識情報空間」仮説を使うことで理解はしやすくなりそうです。