朝起きてから身体がちょっといつもと違う感じでびっくりしました。
気のせいかと思ったのですが半日過ごしてもその状態が継続している。
肩が「だらん」としている。
昨日の肩が消えた状態が継続しているのです。
動作トレーニングでは実施直後は大きな変化があっても一日経過すると元の状態にもどることが多いものです(身体系のメソッドはまだまだこの段階のものが多い)。
質の悪いトレーニングだと15分程度で元に戻ってしまう。
そんな経験を散々してきたので、そうならずにトレーニング効果が蓄積していくような動作トレーニングを開発してきました。
そうしたトレーニング効果が蓄積していく方向性でこれまで探求してきましたが、昨日のペアで行う「末端主導体幹操作」トレーニングはそのレベルが圧倒的にこれまでとは異なる感じがします。
ペアでのトレーニング効果をこのように体感してしまうと、本当は毎日このトレーニングをしたいけどもパートナーが居ない難しいのでひとまず週一回の「軸トレーニング研究会クラス」にて継続して実際の変化を追っていきたいと思います。
昨日、今日体感しているトレーニング効果が本当だとしたら昔の日本武術の達人が到達した領域にかなりの再現性と効率性を持って到達できるように思えます。
対人ワークのデモンストレーションではできるようにはなるのは簡単なので、実際の競技(自分ならブラジリアン柔術)で使えるレベルにまで昇華させたいと思います。
「内側軸(1軸)」は西洋的な体幹主導の発想で使うと肩周りの力みが強くなりがちですが、「内側軸(1軸)」に適した「末端主導体幹操作」を使うと肩が無くなった感覚がするほど劇的に力みが解消されていきますね。