「無軸」の由来
その状態になると気配がなくなるので「無軸」と名付けました。
「4つの支持軸理論」にはゼロ軸と言う無軸と似た軸がありますがゼロ軸は4つの支持軸が無い状態になります。
したがって「無軸」と「ゼロ軸」は異なった身体の状態になります。
無軸トレーニングの効果
⚫︎気配のない動きが身につく
⚫︎動作が洗練される
⚫︎他者の力を抜けるようになる
⚫︎他者が感知できない動きになる
セッションを受ける回数に比例して確実に身体を変えることが可能です。
気配の無い動きは日本武術などでは重視されながら身につけることが難しいのが現実で。それが無軸トレーニングは#1を受けるだけで体感することができます。
さらに稽古では30年以上取り組んでも身につけることが難しい身体をセッションを受けるだけで身につけることができます。
事例
「無軸トレーニング」のプレ・セッション事例ですが小学6年生の女の子(体重40kg台)が大の大人(体重90kg台)を相撲で投げることができるようになってしまいました。
また、小学生の女の子の片腕を両腕で全力で抑えた状態から、その女の子に無軸モードにて非常にゆっくりと肘を曲げてもらい抑えられた腕を持ち上げることも可能になりました。
これは単なる身体操作や筋力ではできません。
相手に動きの気配を察知されない身体(無軸モード)をすることで可能になります。
日本武術で謎とされる「合気」という現象がありますが、この「無軸」の発見によって原理的には合気を解明できたと考えています。
あとは様々な具体的な技法を用いることによって諸々の表現が可能になります。
無軸トレーニング内容
無軸トレーニングでは、身体の「力みの意識」を解消し気配のない動作を見につけていきます。
気配を消した身体の状態を「無軸」と呼んでいます。
基本となるのは「無軸」を通す施術(レベル1、レベル2)です。
これらの「無軸」の施術に加えてエクササイズを行い身体の「力みの意識」を消していきます。
計20セッションで構成されており、そのセッションのテーマに対応した部位にアプローチします。
無軸トレーニング内容 ⚫︎無軸の施術 ⚫︎エクササイズ ⚫︎セッション時間:40分前後
無軸トレーニングの受け方
無軸トレーニングは計20セッションで構成されていますが全てを受ける必要はありません。
#1、#2を受けるだけでも
⚫︎他者に反応させない動き
⚫︎他者の力抜き
を体感することができます。
#3以降は無軸の状態(無軸モード)を洗練させていきます。
なのでまずは【2セッション】、その後興味があれば【#8】まで受けるのが良いと思います。
無軸トレーニング各セッションテーマ
◆第1段階
最も基本となる無軸モードを身につける段階です。
#1:基礎1 ⚫︎足:無軸レベル1 ⚫︎手:無軸レベル1 ⚫︎両足:無軸レベル1
#2:基礎2 ⚫︎両足:無軸レベル1 ⚫︎足:無軸レベル2 ⚫︎手:無軸レベル2
◆第二段階
肋骨や肘、膝、手足の指の力みの意識(気配)を消していきます。
#3:肘屈曲・伸展 ⚫︎手:無軸レベル1 ⚫︎肋骨呼吸( 第1肋骨) ⚫︎素振り動作
#4:膝伸展 ⚫︎足:無軸レベル1 ⚫︎肋骨呼吸(背中) ⚫︎膝伸展動作
#5:僧帽筋 ⚫︎手:無軸レベル2 ⚫︎肋骨呼吸(背上) ⚫︎上肢操作
#6:股関節伸展 ⚫︎足:無軸レベル1 ⚫︎肋骨呼吸(背下) ⚫︎股関節伸展動作
#7:手指 ⚫︎手:無軸レベル1 ⚫︎肋骨呼吸(腋窩) ⚫︎手指操作
#8:足指 ⚫︎足:無軸レベル1 ⚫︎肋骨呼吸(肋骨弓) ⚫︎足指操作
◆第三段階
より複雑的な身体操作で気配を消していきます。
#9:肘 ⚫︎手:無軸レベル2 ⚫︎肘操作 ⚫︎素振り動作
#10:膝 ⚫︎足:無軸レベル2 ⚫︎膝操作 ⚫︎内蹴り動作
#11:手首 ⚫︎手:無軸レベル1 ⚫︎手首操作 ⚫︎手指操作
#12:足首 ⚫︎足:無軸レベル2 ⚫︎足首操作 ⚫︎足指操作
#13:前腕 ⚫︎手:無軸レベル2 ⚫︎前腕操作① ⚫︎前腕操作②
#14:下肢 ⚫︎足:無軸レベル2 ⚫︎脚操作 ⚫︎下肢操作
◆第四段階
自重を使った筋力トレーニング(オリジナルの種目を含む)で筋肉の力みの意識を消していきます。
#15:肩甲骨 ⚫︎両足:無軸レベル1 ⚫︎脊柱神経リンク ⚫︎肩甲骨操作
#16:下腿 ⚫︎両足:無軸レベル1 ⚫︎脊柱神経リンク ⚫︎カカト上げ
#17:身体背面 ⚫︎両足:無軸レベル1 ⚫︎脊柱神経リンク ⚫︎ヒップスラスト
#18:上肢 ⚫︎両足:無軸レベル1 ⚫︎脊柱神経リンク ⚫︎腕立て姿勢
#19:下肢 ⚫︎両足:無軸レベル1 ⚫︎脊柱神経リンク ⚫︎スクワット
#20:腹筋 ⚫︎両足:無軸レベル1 ⚫︎脊柱神経リンク ⚫︎クランチ